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佐伯歯科クリニック

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治療症例集 |佐伯歯科クリニック|福岡市早良区・西新近くの「予防型」歯医者・歯科 荒江

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3mix治療 デメリットとして歯が変色することが・・・その解決とは 城南区 別府の患者さま

2017年07月30日

3mix法は場合によっては有効な治療法ですが、

時には歯が変色してしまうというデメリットがあります。

今回は不幸にも他院にて3mix治療により歯が変色してしまい

当院にてダイレクトボンディングで修正した症例です。

問題の歯ですが、写真中央の歯です。

緑色に変色しています。

特に痛みなどはないですが、色が気になるため治療を受けたい

ことで来院されました。

 

以下が一連の治療の流れです。

なんとか色の問題を解決しました。

3mix法は確立した治療法とは言えず、まだ民間療法の域と

言えるのかもしれません。

治療を受ける際は、しっかりとインフォームドコンセントが

必要でしょう。

 

  

 

ダイレクトボンディング

費用5万5千円

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

噛む力で銀歯がダメージを!銀歯の下も虫歯でダイレクトボンディングにて治療

2017年07月29日

 

今回は、噛む力により表面がすり減ってきており

ザラザラになっている銀歯をダイレクトボンディングで

治療した症例です。

 

写真中央の歯には銀の詰め物が入っています。

取り付けた当初は噛み合わせの面などに凹凸があったはずですが、

毎日の食事ですっかりすり減ってしまっています。

今回はこの歯をダイレクトボンディング治療していきました。

 

まずは銀の詰め物を外していきます。

表面に白く見えているのが銀の詰め物を引っ付かせていた

セメントです。

詰め物が古くなると、このセメントがボロボロになりかけて

しまったり、溶けてしまいます。

歯と詰め物はこのセメントの力だけでくっつけているので

劣化しますし外れることもあります。

 

この劣化したセメントを取り除き、虫歯染色液で染めた写真です。

ピンク色に染まっているところが虫歯です。

セメントが劣化すると歯と銀歯の隙間が大きくなり、

そこに虫歯菌が入り込んでこのようになってしまいます。

 

虫歯を取り切ったところです。

虫歯染色液に染まらないことを確認しています。

 

虫歯をとり終え、ラバーダムシートをかけていきます。

歯の形は、個人で様々です。

ラバーダムシートを固定するために使う器具もたくさん

種類があり、一番合うものを使用しています。

 

歯の側面の形を移行的に、隙間なく作るためにセロハンの膜を

歯の間に入れ、それを青いリングで抑えています。

この通りに詰めていくと、隙間なく治療することができます。

 

歯の側面を作った後は噛み合わせの面を詰めていきます。

歯が持つ本来の凹凸や形を作っていきます。

 

治療終了後です。

ラバーダムシートを使用しているため唾液や呼気が

歯に接触することなく治療することができます。

そして直接歯に接着しているので、隙間が全くありません。

この詰め物は歯とほぼ同じ硬さなので

他の歯と同じようにすり減ってくれます。

もしかけたりしても再度詰め物を盛り足して治療できます。

現時点では歯にとって最も負担が少ない治療法と言えます。

 

 

 

 

ダイレクトボンディング

費用6万6千円

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

 

金歯の下の虫歯の治療。 虫歯が大きい場合はダイレクトボンディングを行なった後にセラミック治療が効果的

2017年07月25日

 

今回は金属の詰め物の下の虫歯をセラミックの被せ物で治療し、

二次的な虫歯になりにくいようにした症例です。

 

治療前の状態です。

写真中央の歯には金属の詰め物が入っています。

表面はすり減っており、詰め物の下で虫歯が広がっているため

やりかえていくことになりました。

 

金属の詰め物を外していきました。

この状態ではしっかりとどこにどのくらいの虫歯があるかどうかは

正確にはわかりません。

 

ピンク色の虫歯染色液を使用すると、虫歯の場所のみ染まります。

これで染まったところを削り取っていき、再度染色液で確認します。

これを、染らなくなるまで繰り返します。

 

虫歯をしっかりと取り除いたところです。

虫歯染色液には染まりません。

かなり深いところまで虫歯が進んでいました。

残りの歯も少なくなっており、直接セラミックで治療するのも

難しいので、まず最初にダイレクトボンディングを行い

その後オールセラミックで治療する計画を立てました。

 

ここからラバーダムシートをかけていきます。

ラバーダムをすることで周りから呼気や唾液が

入り込まないようにできます。

虫歯が相当に深く、通常の型とりができない部位なので

奥の歯の形はレジンで作るのが最も精度がいい治療ができます。

歯茎の下の虫歯が深かったところを金属の膜で囲んでいきます。

 

この中にレジンを流し込み固めます。

この樹脂に光をあてると固まります。

これで歯の形ができます。

 

金属の膜を外したところですが、スムーズな歯の形ができています。

 

 

ここからセラミックの被せ物を作るために歯を形成します。

最終的にはどのようた形の被せ物が入るのかをイメージしながら

形を整えます。

 

形を整え終わると型取りをしていきます。

シリコンの型取り材を使うことで、型取り材自体が変形するのを

防ぐことができます。

 

シリコンの型取り材に石膏を流し込んで作成したお口の中の模型

です。型取り材の変形はほぼないため、この模型にしっかりと合う

被せ物を作ればお口の中に合わせてもほとんどズレがありません。

 

作成した被せ物を模型に合わせています。

横から見たところです。

 

隙間などはなく精密にできています。

 

お口の中に合わせていきます。

上から見たところです。歯の色や形に問題はありません。

 

横から見たところです。隙間などはないため

二次的な虫歯になる可能性は低くなっています。

 

セラミックオンレー

費用16万5千円

リスクとして歯を削る量が多いため痛みが出る可能性と強い力によって割れる可能性がある。

 

 

 

白い詰め物で治療してあるが、二次的な虫歯になっている歯をダイレクトボンディングで治療した症例

2017年07月22日

 

今回は、すでに白い詰め物で治療してあるが二次的な虫歯になっている

歯をダイレクトボンディングで治療した症例です。

 

治療前の写真です。

写真中央の歯には白い詰め物が入っています。

しかし、歯と詰め物の段差が目立ちます。

また、歯が本来持ち合わせている細かな溝などはなく、のぺっとして

います。

 

横から見たところです。

歯と詰め物に段差があるためそこに汚れが溜まりやすくなって

います。中は虫歯になっています。

 

詰め物を外しているところです。

やはり中は大きな虫歯になっていました。

隣の歯を傷つけないように金属の板を挟んでいます。

歯と歯の間はとても狭いので、歯を削る道具を入れると

隣の歯に当たってしまう危険性があります。

そういったときに金属の板を入れることにより、金属の板に傷は

つくものの、隣の歯を傷つける事はなくなります。

 

虫歯を取り切ったところです。

白い詰め物がしてあった歯の隣の歯もそれぞれ虫歯になっていました。

歯と詰め物の間の段差に汚れが溜まり、お掃除もしにくいような

状態になっていたことが虫歯の原因でしょう。

 

虫歯を全て取り切ると、ラバーダムシートをかけていきます。

お口の中から治療する歯だけを隔離するのが目的です。

しっかりと詰め物をしていくためにはラバーダムシートは

必須です。

お口の中の湿気を遮断することにより、詰め物がしっかりと

歯に接着します。また治療している部位も見やすいため、

段差などできにくくなります。

 

まずは両脇の歯から詰めていきました。

 

次に中央の歯です。

歯の形を作るためのセロハンの膜や、その膜を固定するための

器具が装着されています。

この段階で隙間ができていた場合詰め物にも段差ができるので、

とても細かい調整が必要です。

 

 

詰め物をしていったところです。

歯と歯の間の形だけでなく、噛み合わせの面も細かい溝が

入っており、歯が持つ本来の形に近くなっています。

 

ラバーダムシートを外し、噛み合わせの調整、研磨を行いました。

歯自体が乾燥しているため通常の状態よりも白くなっています。

詰め物の色の違いが見られますが、歯の色が元に戻るとほとんど

わからなくなります。

 

横から見たところです。

詰め物の段差などは見られず、お掃除もしやすい状態となっています。

 

ダイレクトボンディング

費用5万5千円、6万6千円

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

 

前歯の隙間を矯正を行わずに一日で詰める治療 正中離開をダイレクトボンディング 城南区の患者さま

2017年07月18日

 

今回は、前歯の隙間をダイレクトボンディングで修復した症例です。

 

治療前の写真です。上の前歯の間には隙間があります。

この隙間をダイレクトボンディングで塞いでいきます。

歯茎を見ると、全体的に赤みがかっているのが分かります。

この状態は、触るとすぐに血が出てしまうような、炎症が起きて

いる状態です。

このままでは、治療がしっかりと行えないためまずは炎症を

取り除く必要がありました。

 

 

汚れをしっかりと落としていき、ご自宅では歯磨きにも力を入れて

いただきました。

歯茎の赤みはなくなり、ピンク色の健康な歯茎になっています。

この状態なら治療しても問題ありません。

 

まずはお口の中の型取りを行います。

下の模型では、歯の隙間の部分に蝋を用いて形を足しています。

どこにどのくらいダイレクトボンディングを行えばいいかの

基準となります。

 

この状態で、この模型をさらに型取りします。

 

この型取り材をお口の中に合わせると、型取り材と歯の間に

隙間ができました。

この隙間をダイレクトボンディングで埋めていきます。

この型取り材を使用することにより、術前の計画からズレが

出ることがなくなります。

 

 

まずは歯の表面に付いている汚れを落としていきます。

紫色に染まっているところが汚れが残っているところです。

虫歯ではないため歯を削る必要はないですが、汚れを残したまま

ダイレクトボンディングを行うのはよくありません。

 

汚れを取り除いたのち、ラバーダムシートをかけます。

呼気や唾液などの湿気が歯につかないようになっています。

この状態で歯と詰め物がしっかりと接着するように歯の表面処理を

行なっていきます。

 

表面処理が終わり、歯の隙間を埋めていきました。

型取り材を合わせながら進めていくことで、ズレがなくなります。

 

 

ラバーダムシートを外したところです。

歯と歯の間の隙間はしっかりと埋まっています。

歯の色も問題ないようです。

 

ダイレクトボンディング

費用6万6千円×2本

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

 

色や境目が目立つ前歯の被せ物を、オールセラミッククラウンでやりかえた症例

2017年07月15日

 

 

今回は、色の違いや、歯と歯茎の境目が目立つ前歯を

セラミックの被せ物でやりかえを行なった症例です。

 

写真中央の前歯二本とその右側の歯は、他の歯と色が異なっています。

色の違いだけでなく、歯と歯茎の間に黒い隙間ができてしまっています。

今回はこの前歯3本をセラミックの被せ物でやりかえた症例です。

 

まずは、古い被せ物を外していきます。

被せ物の下は汚れが入り込んでいました。歯の縁も黒い虫歯に

なっています。

 

虫歯や汚れている部分を取り去ったところです。

このままでは土台が小さく細いものとなるため、必要な部分を

足していきます。

 

土台を盛り足し、形を整えたところです。

銀色の土台が入っていると、被せ物をつけたあと色が透けてしまう

可能性がありますが、もう心配ありません。

 

この状態で仮歯を作成しました。

噛み合わせが問題ないことを確認しています。

 

後日、問題ないことを確認したので型取りを行なっていきます。

先に歯の色を合わせていきます。

歯は乾燥するとより白くなるため、型取り後などでは正確な

歯の色合わせができません。

まず初めにはの色を合わせておくのが大切です。

 

歯と歯茎の隙間に糸を入れていきます。

この糸を入れておくと歯と歯茎の隙間が広がります。

型取りの直前にこの糸を外すと、できた隙間に型取り材が流れ込んでいき

より正確な歯の型取りが出きるようになります。

 

シリコン製の型取り材の写真です。

糸を直前まで入れていたため、歯と歯茎の境目もくっきり

分かります。

 

シリコン製の型取り材を元に作成したお口の中の模型です。

お口の中を正確に再現しています。

もちろん前歯も同じ状態が再現されています。

この模型を元に、被せ物を作成していくのです。

 

できた被せ物です。

 

模型に合わせているところです。

ピタリと形や大きさは合っています。

この模型は正確におきちの中を再現したものなので、被せ物は

お口の中でもピタリと合うはずです。

 

お口の中に合わせて取り付けたところです。

しっかりと色、形、大きさが合っています。

以前のような隙間も見られません。

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円×3本(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

銀歯を外すと深い虫歯、精密なセラミックの被せ物で歯に強力に接着し治療した症例

2017年07月11日

 

今回は銀歯を外すと深い虫歯になっていた歯を精密なセラミックの

被せ物で治療した症例です。

 

治療前の写真です。

写真中央の歯には銀の詰め物が入っています。

詰め物と歯の間には段差や隙間があります。

表面はザラザラとしていて、形も歯が本来持ち合わせているもの

とは異なっています。

 

銀の詰め物を外したところです。

中は虫歯になっていました。

段差や隙間の大きい銀の詰め物の場合、外してみると虫歯になって

いることがよくあります。

 

ピンク色の虫歯染色液を使用したところです。

これを使うと虫歯の部分だけピンク色に染まるため、取り残しは

なくなります。また、他の健康な部分を削ることもありません。

 

虫歯を全て取り切ったところです。

歯の内側の部分はほとんどなくなってしまいました。

ここまで虫歯が大きくても痛みが出るかはわかりません。

個人差はありますが、虫歯で歯が痛くなった場合、かなり深くまで

虫歯が進んでいることがほとんどです。

虫歯の治療だけでなく歯の中にある神経の治療も必要になってくる

ことも多くあります。

そうならないためにも定期的に来てもらい、悪くなっているところが

ないか確認していくことが重要となります。

 

虫歯を取り切ったあとはラバーダムシートをかけていきます。

 

ここからはダイレクトボンディングを行い、虫歯除去で失われた

歯の内側の部分を埋めていきます。

ラバーダムシートを使用することで、治療部位が見やすくなる

だけでなく、呼気や唾液といった湿気を遮断するため

歯に詰め物がしっかりと接着します。

 

ダイレクトボンディング後、被せ物の形を整えていきます。

セラミックや銀など歯科の治療で使われる材料にはそれぞれ

適切な厚さが必要です。

その厚さを考え形を整えます。

 

歯の噛み合わせの面はこのように凹んでいます。

形を整える段階でもそれを意識して相似形となるように

形を整えます。

 

形を整え終わると型取りをしていきます。

シリコンの型取り材で型取りをしました。黄色と紫色の二つのものを

使用しています。

シリコンの型取り材は通常使われる型取り材と比べ様々な面で

優れています。

型取り材自体の変形しにくさや、細かいところを正確に型取り

できることなどが挙げられます。

 

この型取り材に石膏を流し込んでいき、お口の中と同じ

模型を作り出します。

この模型を元に被せ物を作成していくのです。

 

被せ物が出来上がりました。

左右の歯ともぴったり合っています。

 

被せ物のみの写真です。

歯の色はどこも同じ色ではありません。

噛み合わせの面の色や歯茎近くの色など様々あります。

形も細かい溝や凹凸があります。

 

お口の中に取り付けをしていきます。

模型で作成した時と変わらず、左右の歯とぴったり合っています。

色や形も自然なため、治療した歯とは分かりません。

横から見たところです。

歯と被せ物の間には治療前の銀の詰め物のような段差や隙間は

ないため、二次的な虫歯になる可能性は極めて低くなります。

 

セラミックオンレー

費用16万5千円

リスクとして歯を削る量が多いため痛みが出る可能性と強い力によって割れる可能性がある。

 

 

銀歯の下の虫歯 セラミックインレーにて治療 銀歯とセラミックスの精度の違い

2017年07月8日

 

今回は、銀の詰め物を外してセラミックインレーでやりかえをした症例です。

 

写真中央の歯には、銀の詰め物が入っています。

表面はザラザラとしており、歯と詰め物の段差や隙間が目立ちます。

このような歯を一部覆う詰め物をインレーと呼びます。

 

 

銀のインレーを外したところです。

外して見るとやはり虫歯になっています。

一般的に銀のインレーの下はほぼ虫歯になっています。

下の写真の左側や上の方が黒くなっています。

黒いところは虫歯です。

 

虫歯をマイクロスコープ、拡大鏡を使用し丁寧に取り除きました。

黒い虫歯はなくなっています。

 

ここからは1段階目の治療を行います。

唾液の侵入や接着不良を防ぐため、ラバーダムを使用します。

 

型取りをする際は平行に削る必要があるので、

削る量を最小限にするため虫歯をとったところを埋めます。

虫歯を取ることによりできた凸凹などはなくなり、

シンプルな形になります。

 

最終的なインレーの形を整えていきます。

ここからは、型取りを行います。

精度が高く変形しにくいシリコン印象材という材料で型取りをします。

 

セラミックインレーの色を合わせています。

今、治療している歯だけでなく、他の歯の色も参考にして

決めていきます。

出来上がった歯の模型とセラミックインレーです。

実際の歯と同じ色の模型を作り、

本物の歯と見分けがつかないようにしていきます。

お口の中に合わせて、隙間の確認や噛み合わせの確認を

行います。

精密に型取りしたセラミックインレーの模型です。

模型上に隙間などはありません。

実際お口の中で歯を取り付けても、隙間はありません。

取り付けの際もラバーダムシートを使用しました。

 

取り付けが終わったところです。

コンポジットレジンで接着してますので、

セラミックインレーとの隙間が着色したりしません。

精密な材料を使用し、卓越したレベルの歯科技工士さんに作成を

依頼しています。見た目、精度全く問題ありません。

ですので今後二次的な虫歯になる可能性は極めて低いです。

 

 

セラミックインレー

費用11万円

リスクとして歯を削る量が多いため痛みが出る可能性と強い力によって割れる可能性がある。

 

 

神経の治療をした歯を、極力削らないようにするため、ダイレクトボンディング治療

2017年07月4日

 

今回は根管治療後、ダイレクトボンディング治療を行なった症例です。

 

写真中央の歯には黄色い詰め物が入っています。

この黄色い詰め物は、根の治療中に使われる蓋です。

他院で根の治療中に痛みが出たため来院されました。

まずは根の治療を終わらせる必要があります。

 

ラバーダムシートをかけて根の中に唾液などが入らないように

してから治療を行なっていきます。

唾液には多量の細菌が含まれており、根の中に入ってしまうと

しっかりとした治療ができなくなる可能性があります。

これを防止するためラバーダムシートは必要です。

 

根の中をきれいにし、最終的なお薬を入れたところです。

ピンク色に見えているのが最終的なお薬です。

 

根の中に入れる最終的なお薬は、圧力をかけて入れるため

治療後に痛みが出る可能性があります。

再び黄色い詰め物をして、痛みが出ないか確認しました。

 

特に痛みはなかったため、ダイレクトボンディング治療で

歯の形を作っていきます。

ここでもラバーダムシートをかけてから治療をしていきます。

セロハンの膜で歯の周囲の形を再現し、リングでセロハンの膜を

しっかりと押さえつけています。

この状態で詰め物をしていきます。

 

詰め終わったところです。

ラバーダムシートをかけている間は、お口を閉じることができないため

噛み合わせの調整はシートを外してから行います。

 

噛み合わせの調整、研磨後の写真です。

しっかりとした歯の形を再現できています。

 

ダイレクトボンディング

費用6万6千円

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

 

歯と歯の間の小さな虫歯。銀歯だと大幅に削る事に。最小限の治療で済むようにダイレクトボンディング

2017年07月1日

 

今回は歯と歯の間から進んだ虫歯をダイレクトボンディングで治療

した症例です。

治療前の写真です。

写真中央の歯と右の歯は間の隙間のところからやや黒くなっているのが

分かります。

 

 

歯に少し穴を開けて中を見てみると、やはり虫歯になっており

黒く変色しています。

 

黒くなっている虫歯を取り除いたところです。

 

ラバーダムシートをかけて、ダイレクトボンディング治療を

行なっていきます。

 

 

噛み合わせの確認、研磨後の写真です。

黒く見えていたところはなくなっています。

 

後日右の歯の治療を行いました。

まずは虫歯を取り除くことから始めます。

 

黒く見えていたところに穴を開けると、やはり中には黒い虫歯が

広がっていました。

 

虫歯を全て取り除いたところです。

隣の歯まで虫歯になっていました。

このように歯と歯の間から虫歯になることはとても多いです。

毎日きちんと歯磨きをしても、歯ブラシの毛先は歯と歯の間までは

入っていきません。どうしてもそこに磨き残しが残ってしまいます。

その磨き残しをそのままにしておくと、このように歯と歯の間から

虫歯が進むのです。

これを防止するには歯間ブラシやフロスといった、歯と歯の間を清掃できる

器具の使用が必要です。

 

ラバーダムシートをかけて奥の歯から埋めていきます。

 

セロハンの膜やリングを使い歯の形を作っていきます。

 

 

噛み合わせ調整を行い研磨をした後の写真です。

治療前の黒い虫歯はもうなく、境目や段差なども見えません。

ダイレクトボンディング

費用5万5千円×2本

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

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