ジルコニアクラウン 自然の歯と見分けがつかない 福岡市城南区の患者さま
2017年10月3日
今回は、オールセラミッククラウン(セラミックの被せ物)治療
を行なった症例です。
写真中央の歯は、歯茎の隙間に段差があるのがわかります。
この歯はすでに被せ物治療がなされている歯なのですが、
段差が少し目立ちます。
この歯はすでに神経がない歯です。
歯の根の先に膿がたまり、歯茎にニキビのようなものを
作りました。そこで、歯茎を切り、開いて歯の根の先端の細菌が
繁殖しているところのみを切り取る治療を行いました。
治癒を確認し、被せ物治療に入りました。歯茎を切っていますが
そのあとも目立ちません。
まずは被せ物を外しました。
横から見ると、このようになっています。
上から見たところです。
深い虫歯にはなっていなさそうですが、汚れがたまり
歯茎が赤く腫れています。
汚れを取り除き、歯茎の腫れが引くのを待ち、形を整えていきました。
ここから型取りを行なっていきます。
型取りしたものの写真です。
今回は精密なシリコン製の型取り材を使用しました。
種類の違うもので二つ型取りを行いました。
型取り材に石膏を流し込み作成した模型です。
この模型にぴったりと合う被せ物を作成していただきます。
出来上がったオールセラミッククラウンを取り付けました。
横から見たところです。
以前のような歯と歯茎のところに段差はありません。
色も他の歯と同じになっています。
噛み合わせの面から見たところです。
本来の歯の形や凹凸はしっかりと再現されています。
オールセラミッククラウン
費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)
デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。