精密治療 3本の歯の治療 予知性の高い治療 福岡市中央区の患者さま
2018年03月13日
今回は、多数歯の治療を行いました。
下の写真は治療前のものです。中央の歯には白い詰め物がしてあります。よく見るとその下がうっすら黒くなっているのが分かります。
詰め物を外したところです。黒く透けていたところは虫歯になっていました。隣の歯との隙間のところはさらに大きな虫歯が広がっています。
虫歯検知液を使用して取り残しがないように虫歯を除去しました。広い範囲が虫歯になっていたことが分かります。
虫歯を取り除いたことにより歯の形が失われています。この状態では治療を進めていくことができないため、まずはダイレクトボンディングで歯の形を回復させます。
ダイレクトボンディングを行い歯の形を整えました。
この後は、被せ物をしていくために歯の形を精密に整えていきます。型取り、模型の作成を行い、この歯にあった被せ物を作成します。
できた被せ物を取り付けました。周りの歯と比べて汚れが溜まりにくい形になっているため、この歯は虫歯になりにくくなっています。
今回は手前の二本の歯の治療も行いました。
銀の詰め物を外すとこのように汚れていました。ここから虫歯になり気づかないうちに大きくなっていくというのはよくあります。
歯茎のキワのところまで虫歯が広がっています。
虫歯を取りきるために歯茎の形を修正しています。虫歯になっているところは全て取りきりました。黒い部分が残っていますが、虫歯検知液を使用しても虫歯と判定されない部分なので取り除く必要はありません。
ラバーダムシートをかけてからダイレクトボンディングを行います。
セロハンの膜、楔で歯の形を作り、コンポジットレジンを詰めていきます。
手前の歯の同様に治療していきます。
ダイレクトボンディングが終わりました。ラバーダムシートを外し、形の修正、研磨を行います。
研磨が終わったところです。治療跡は分かりません。しっかりと虫歯を取りきり、隙間段差ができないように治療しているため、治療前の状態のようにはなりにくくなっています。
ダイレクトボンディング
費用5万5千円×2本
リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。
セラミックオンレー
費用16万5千円
リスクとして歯を削る量が多いため痛みが出る可能性と強い力によって割れる可能性がある