虫歯のなさそうな歯でも 深い虫歯治療 福岡市東区の患者さま
2018年03月24日
今回は、一見すると虫歯にはなっていないように見える歯の治療を行なっていきました。今回治療を行なったのは、写真中央の右奥から2番目の歯です。噛み合わせの面をよく見るとやや色が異なるところがあります。この歯は以前に虫歯になって治療を行なったことがあり、その時に行なった詰め物が少し変色しているようです。
詰め物のところを削っていき、中の状態を確認していきます。中はうっすらと黒くなっているのが分かります。
さらに削っていきました。やはり中は虫歯になっていました。
虫歯染色液を使用して染まったところを徹底的に取り除いていきます。虫歯を取りきらずに治療を終えると、知らず知らずのうちに虫歯が大きくなり、痛みが出ることもあります。
横の歯も小さな虫歯になっていました。取り除き、同時に治療を行なっていきます。
ラバーダムシートをかけてダイレクトボンディングを行います。奥の歯の治療を先に行います。
奥の歯の治療が終わりました。次に手前の歯の大きな範囲を埋めていきます。
歯と歯の隙間の形をセロハンの膜で作ってそこにコンポジットレジンを流し込んでいきます。
形を作り終えました。
ラバーダムシートを外して研磨を行いました。もちろん虫歯の取り残しはありません。治療した境目も段差がないようにしているため汚れがつきにくくなっています。この歯がさらに虫歯になる可能性は低くなります。
ダイレクトボンディング
費用6万6千円
リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。