全国の歯科医院における新型コロナウイルスの感染状況
2020年04月26日
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっており、日常的に医療関係者への感染が相次ぎ、皆様もご不安に感じてらっしゃる事かと存じます。
また、一般的に歯科医院は感染のリスクが高いとされております。
それでは実際に、日本全国の歯科医院で新型コロナウイルスの感染がどの程度進んでいるのでしょうか。
これは2020年4月26日現在の歯科関係者の新型コロナウイルス感染者をリストアップしたものです。
感染者数(2020/4/26 8:28現在)
歯科医師 9名 総数104908名(2018年調査)10万人あたり 8.6人
歯科衛生士 7名 総数132635名(2018年調査)10万人あたり 5.3人
歯科技工士 未確認
歯科スタッフ 8名
日本全国 13231名 人口1億2596万人 人口10万人あたり 10.5人
歯科医院内での感染 推定 4件
自治体のクラスター認定 1件
患者様→歯科医療スタッフ 1件
歯科スタッフ→患者様 未確認
という結果になっており、現在のところ一般的な全国平均の感染率よりは低い様です。
また、患者様への感染というのは確認されていない様です。
歯科医院は新型コロナウイルスが広がる以前から、感染対策には力を入れていたということも関係あるかもしれません。
いずれにせよ、これは現時点での報告にすぎません。
歯科は今まで以上に感染対策を講じていかなければならないことに変わりはありません。