口の中の健康状態が悪いと認知症医療費がかさむ
2021年05月3日
三重県の調査でお口の健康状態によって認知症の医療費が変わってくることがわかりました。
三重県の後期高齢者医療制度のデータを用いて、三重県歯科医師会が行った歯科検診の結果と認知症医療費との関連を検討したとのことです。
それによると
『お口の中に残っている歯の本数が9本以下だと、20本以上残っている人に比べ3.79倍と有意に認知症に対する医療費が高額だった。』
『歯周病検査で6mm以上の歯周ポケットの方は、歯周病なし(もしくは軽度)の方に比べ4.04倍
認知症に対する医療費が高額だった。』
ということだそうです。
人生で考えたときでも、お口の中の健康を保つことがいかに重要かを教えてくれる調査でした。