2016年03月12日
みなさま、こんにちは。
もう3月。やっと寒い冬から解放されますね!
日が長くなるたびに春を感じます。
先日、雑誌「PRESIDENT」に載っていた記事のことを思い出しました。
『リタイヤ前にやるべきだった後悔トップ20』という記事です。
その中の健康の項目で「歯の定期検診を受ければよかった」という事がダントツの1位だったことです。
このアンケートは、55歳から74歳の男女1000人から集めたアンケート結果をまとめたもので、「歯の定期検診を受ければよかった」と答えた人は283人、つまり約3人に1人が歯の定期検診を1位と答えておられるということです。
60代になってくると『バリバリ何でも食べれる人』と『これは食べれるけど、あれは食べれない人』に分かれてきます。
『バリバリ何でも食べれる人』は『忙しいときでも検診に行ってたもん!』ということになるのです。
また、面白いデータがあります。
それは『かかりつけ医』を持っている人は寿命が短く、『かかりつけ歯科医』を持っている人は寿命が長いということです。
これはちゃんと証明されています。
『かかりつけ医』を持っている人は、たくさんお薬を飲むことになり、結果的に体にとって良くないことになってしまうが、『かかりつけ歯科医』を持っている人はお口の中が健康になり、結果的に体も健康になるということみたいです。
例えば3ヶ月に1度の定期検診を受けるとしても約100日に1度だけです。
それで皆さんが後悔することの1位が解消でき、健康を獲得できるということになります。
是非、健康な人生を送るためにお口の中の健康を保ちましょう!
2016年02月5日
みなさまこんにちは。
今年は暖冬とのことでしたが、さすがに寒い時期になりましたね。
うがいの時の冷たいお水で『歯がしみる!』という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はその原因が、『睡眠中の歯ぎしりによる可能性が高い』ということをお話しできればと思います。
まず歯ぎしりですが、限られた人だけがやっている習慣と思っていませんか?
これは大きな間違いで、実はほとんどの人が何らかの歯ぎしりをしているのです。
音がするのは、たまたまそういう噛み合わせの方が音が出ているだけなのです。
また、この歯ぎしりは、起きている時に思いっきり噛んだ力の10倍から20倍の力が歯にかかると言われています。
この力により
『歯がすり減る』
『歯が欠ける』
『歯が割れる』
『歯がグラグラする』
『歯の根にヒビが入る』
『歯の付け根がえぐれる』
といった症状が現れます。
そしてこの歯ぎしりは、虫歯や歯周病のように歯を失う原因の一つであります。
しかし、なぜこのような歯ぎしりを人々は行ってしまうのでしょうか。
人間は進化の過程で『顎を使って攻撃する』という本能を抑制し続けてきました。
この抑制したストレスを発散するために歯ぎしりを行うのです。
実際、歯ぎしりにはストレス軽減効果があることがMRIを使った実験で確認されています。
歯ぎしりはストレスの多い現代社会だは必要なのかもしれませんが、問題なのは『噛み合わせが悪い人の歯ぎしり』です。
噛み合わせが良いと、不快音は出ませんし、歯や歯ぐき、顎の関節などに異常をきたすことはありません。
正常な歯ぎしりを行うためにも、また歯ぎしりに耐えるためにも、正しい噛み合わせを保つことが大切です。
2016年01月25日
みなさまこんにちは、受付の馬場です。
昨日から記録的な大雪が降っておりますが、本日通常通りの診療をいたしております。
私は今朝お布団から出て、着替えとゆるい身支度を整えてバスが動いているとの情報を掴みすぐに出勤しました。
メイクも朝ごはんも職場でしたらいいや〜ととにかく外に出ました。
お布団の中でバス情報を調べていたので、おそらくお布団でて7分くらいですかね。
あたり一面真っ白でほんのちょっぴりテンション上がります。
しかし寒いのが苦手なのですぐに現実に引き戻され、とぼとぼとバス停に向かいました。
スタッフルームでお化粧を終えご飯を食べていると衛生士水江が出勤してきました。
「おはようございます!!」と元気よく入ってきた彼女の手にはなんと雪だるまが!!
雪をさわるとかこれっぽっちも思いつかんやった。
え、これ年齢の差ですか?
彼女は続けてクリニックの玄関脇にも雪だるまを作成していました。
どうですか。
気持ち悪いでしょう?
キラキラと輝く笑顔の水江は「かわいい〜!」とはしゃいでます。
あなたがかわいいよ、と心の中で突っ込み診療スタートいたしました(^^)
2016年01月8日
あけましておめでとうございます。
年も新たになりまして、少しでも皆様にお役に立つことをこの院内新聞に書いていければと思います。
まず初めに『噛むこと』の体に対する影響についてお話しできればと思います。
『噛むこと』の意味として、食べ物を小さくして飲み込みやすいようにし消化を助けることや、唾液の分泌を良くすることがあります。
しかし他に『筋肉を動かして脳に情報を伝える』『味物質の情報を脳に伝える』という役目があります。
実は『噛むこと』と脳は密接な関係にあるのです。
『よく噛む』と脳の血流量が増え、神経活動が高まります。
MRIを使って実験したところ、脳の種々の場所の活動が増加することがわかりました。
中でも脳の前頭前野が活性化します。
ここは『思考する』『コミュニケーションをとる』『意思を決定する』『感情を制御する』『記憶をコントロールする』『意識を集中させる』などもっとも知的で論理的な機能を司る場所です。
しかし、左右の噛み合わせが安定していなかったり、奥歯が欠けているといった状態であると、脳に適度な刺激を与えられず、前向きな気持ちが出てこなかったり、ある程度の年齢であると認知症の症状が出てきたりします。
『噛むこと』は前に書いたように『食べ物の消化を助ける』だけでなく『素敵な人生』をおくるのにとても重要なのです。
当院では『しっかり噛むこと』のお手伝いをかなり高いレベルで行えます。
気になることがありましたら何なりとお尋ねください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2015年12月5日
みなさまこんにちは、助手の馬場です。
ずいぶんと久しぶりの更新となりました。
急にぐっと冷え込み、年末らしくなりましたね。
さて今月の院内新聞の作成にあたり、今回はスタッフの集合写真を載せようと初めて試みました。
できあがりはまぁこんな感じに、いい仕上がりです。
使用した写真はこちらですが
うん、みんないい笑顔。
おきまりですがもちろん写真は何枚も撮ってますよ。
みんなの素の表情がご覧頂けると思います(^^)
2015年11月2日
こんにちは、院長の佐伯です。
朝夕の寒気が身にしみる時節となりました。
皆様お変わりなくお過ごしですか。
さて、先月の院内新聞で医療施設の整っていないアフリカのモザンビークの方が来院されて、
「一般的な日本人よりもお口の環境が優れていた」ということを書きました。
そのことで疑問に思い色々調べてみたのですが、どうも日本人自体のお口の抵抗力がとても低い事に原因がありそうです。
つまり、清掃を怠ると容易にお口の中が悪い方向に向かう傾向にあるようで、尚更メインテナンスが欠かせないことを実感しました。
当院ではその点もふまえてメインテナンスを行います。
2015年10月1日
こんにちは、院長の佐伯です。
めっきり秋めいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて先日ですが、知人の紹介で海外の方の治療をすることになりました。
その方はモザンビークから来られた方で、母国は医療施設が全く整っていないとのことでした。
それならお口の中の衛生状態はどうなのかと不安を感じながら診察したのですが、一般的な日本人のお口の中より確実に清潔でした。
日本はお口に虫歯があってもすぐに治療できます。
しかしそのことがどんどんお口の中の環境を破壊しているようです。
虫歯になった歯は二度と元の状態には戻りません。
虫歯を治すより、予防することの大切さをモザンビークの方は教えてくれたような気がしました。
2015年09月3日
こんにちは、院長の佐伯です。
まだ残暑はありますが、心地よい秋を待つ季節になりましたね。
当院では初診の際にお口の中のお写真を撮影しておりますが、7月初めよりお顔の写真も追加しました。
一般的に歯科ではお口の中だけを見て全てを診断することが多いのですが、じつはそれ以外の骨格などに問題が隠されていることが多々あります。
お手間はおかけしますが、より詳しい診断のためよろしくお願いいたします。
院内新聞9月号より
2015年08月11日
こんにちは助手の馬場です。
先日院長・スタッフみんなで夜ご飯に行ってきました。
福岡で一番クール&ラグジュアリーな山の上ホテルのビアガーデンです(^^)
当日の朝ミーティングの時に院長が
「予約が20時10分からなんやけど、おれあそこから夕陽がみたいんよね〜」
とロマンチックな発言をされ、スタッフは(院長どーしたんやろー、そんなキャラじゃないやん)と心でつっこみ(いや、実際につっこんだかも…)
だったら診療後急いで行かなきゃいけませんね、と予約時間より早く行くことが決まりました。
19時すぎに到着するとちょうど夕陽が沈むベストなタイミング。
うわーキレイーー✨と叫び記念にパシャり
写真にはうまく写らなかったのですが真っ赤を通り越してピンクに輝く夕陽、本当に綺麗でした。
(院長すいません なめてました)
さあバーベキューがはじまりました!!
今回は岩永がたくさん写真を撮ってくれました。
院長うれしそう♡
このころには、わたしけっこう酔ってます 笑
2次会には近くのバーIMURIへ
ここもまた夜景が美しく、おしゃれで大人の空間でした。
こーんなにおしゃれなバーで横に並んだ岩永が、院長が治療した私の口の中を見ようとライトで照らしたりしたそう。
そして酔っぱらいの私はそんなこときれいさっぱり覚えていません。。
お酒ってこわいですね。
あー楽しかった〜。
院長いつもありがとうございます!!
2015年08月4日
こんにちは院長の佐伯です。
本格的な夏がやってきました。
熱中症から身を守るためにも適度な温度環境でお過ごしくださいね。
さて、6月から歯科のセミナーで講師として他の歯科医の先生に教えたりしていますが、一般的に歯科は虫歯を治したり、困ったところを瞬間的に解決する所と歯科の先生方も思われているみたいです。
しかし、歯科は本来お口の問題を未然に防ぎ、人生を豊かにするのをサポートする所です。
皆様には歯科を通じて、美味しくお食事をして魅力的な笑顔で幸せな生活を送っていただきたいと考えております。