今後虫歯にならない様にするために 精度の高い虫歯治療 福岡市東区の患者さま
2017年12月16日
今回は、精度の高い虫歯治療です。
写真中央の歯には銀の詰め物が入っています。少し分かりづらいですが、歯の左側の方から虫歯になっています。この歯の詰め物を外して虫歯治療を行なっていきました。
まずは詰め物を外しました。詰め物の下は黒く汚れていました。一見すると大きな虫歯はない様に見えます。
詰め物を引っ付けていた接着剤、その下に引かれていた樹脂を取り除いたところです。歯の内側が黒くなっているのが分かります。
虫歯だけに色がつく染色液を使用したところです。ピンク色に染まったところは虫歯になっているということです。染まらなかったところは削らない様にし、慎重に虫歯だけを取り除いていきます。
虫歯を全て取り終えました。大きな範囲が虫歯になっていたことが分かります。染色液を使用し、染まる部分がないことを確認することが大切です。
大きな範囲が虫歯になっていたので歯にはその分の大きな穴が空いています。このままでは被せ物をつけるのに必要な高さが足りないため、空いた穴の部分にコンポジットレジンを詰めていきます。
コンポジットレジンを詰めました。緑色のラバーダムシートを使用しているため歯の表面に水分が付着することはありません。この状態なら歯とコンポジットレジンはしっかりと接着します。
シートを外して被せ物を取り付けるために形を整えていきました。
型取りの前に歯の色合わせをしていきます。他の歯の色を参考にしてその色に近い色を探していきます。
型取りしたものの写真です。精度の高い型取り材を使用しています。この型取り材に石膏を流し込み、お口の中の模型を作成します。
石膏を流し込み模型を作成しました。この模型にあう被せ物を歯科技工士さんに作成していただきます。
被せ物が出来上がってきました。
お口の中に取り付けを行なっていきました。
被せ物と歯の間に段差や隙間はありません。汚れはたまりにくくなっているため、今後虫歯になりにい治療となっています。
オールセラミッククラウン
費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)
デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。