矮小歯 ダイレクトボンディングで自然な見た目に 歯を一切削らない治療
2022年05月25日
矮小歯(わいしょうし)とは、
通常よりも極端に小さい歯のことをいいます。
他の歯と比較して小さいため、
乳歯に見えるかもしれませんが、
生え変わった永久歯です。
矮小歯は真ん中から
2番目の歯に多く見られます。
周りの人から気づかれやすい部分だからこそ、
コンプレックスに感じる方も少なくありません。
矮小歯の治療法として
歯を削って被せ物を被せる方法も
ありますが、歯を削る量が多いので
歯の寿命が短くなってしまいます。
今回は矮小歯を一切削ることなく
ダイレクトボンディングで
治療した症例をご紹介します。
治療前の写真です。
矮小歯があることで
上の歯に隙間が見られます。
治療後の写真です。
ダイレクトボンディングで治療したことで
隙間などなく、自然な見た目になっています。
まずは歯の型取りを行い、模型を作ります。
模型に白いろうを盛り足していき、
理想的な歯の形を作っていきます。
シリコンでできた型取り材を模型に圧接し、
理想的な形の型どりを行います。
できた型を使い、治療を進めていきます。
シリコンの型を歯に合わせると
隙間ができます。
この隙間の部分に適切に詰め物治療を行えば
理想的な形の歯にすることができます。
シリコンの型に合わせて
ダイレクトボンディングを行いました。
隙間や段差などはありません。
研磨、形の修正を行い後日撮影した写真です。
色、形ともに自然な見た目になっています。
ダイレクトボンディング
5万5千円〜7万7千円
リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)
シリコンパテの費用 1万1千円