前歯の隙間(すきっ歯)をなくしたい〜ダイレクトボンディング・福岡市城南区の患者さん
2014年07月9日
生まれつき歯の数が少ない人が今の若い人には多い様です。
歯が少ないと、場合によっては『すきっ歯』の状態になります。
この方は通常2番と言われる前から数えて2番目の歯が生まれつき生えてきてません。
本人はずっと気にしてあったみたいです。
治療するとすれば通常矯正治療になります。
矯正治療で歯の隙間を更に広げて、その隙間にインプラント治療をしていくことになります。
その方法だと費用、期間等がかなりかかる事になります。
それ以外の方法ではダイレクトボンディングで対処できます。
今回はダイレクトボンディングで治療を行いました。
まず、今の状態のお口の型とりを行って、模型を作ります。
その模型にワックス(ロウソクの様な物)で歯の形を作って行きます。
歯科では診断用ワックスアップと言われている物です。
模型で歯の形を作ると、お口の中でその形が再現出来るように
このような『型』を作ります。
その際歯の出っ張っている所なども、事前に作っていた器具で調整します。
そして治療が終わったところです。
理想的な治療ではありませんが、特に大幅に歯を削る事なく治療を終えています。
もし、今後この患者さんが矯正治療を受けたいという事でも十分対応出来ます。
スキっ歯だと印象がよく思われない事もありますので、
ダイレクトボンディングは非常に有効な治療方法だと思われます。
ダイレクトボンディング
費用5万5千円×4本
リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。