完全に虫歯が神経に届いている歯の治療(ダイレクトボンディング) 福岡市中央区赤坂の患者様
2020年01月14日
奥の歯に最近ずっと違和感があるという患者様です。
銀歯で治療がなされていますが、中で虫歯が進んでいる様です。
早急な治療が必要です。
ラバーダムシートをかけて銀歯を外していきました。
銀歯の下に白いお薬が詰めてあります。
白いお薬を取っていくとお薬の下は虫歯になっていました。
茶色に見えるのが虫歯です。
虫歯は神経まで及んでいました。
虫歯を取り除くと神経が露出しています。
神経が露出すると出血します。
更に虫歯を取っていくと、神経の入り口くらいまで細菌感染していました。
ピントが合ってませんが、拡大したところです。
消毒を繰り返し、出血が止まったのを確認してスーパーボンドという歯科用の接着剤で露出した神経を封鎖します。
この日は、この上に仮の蓋をし、治療を終了します。後日、痛みがないのを確認して最終的な歯の形を作ります。
2週間ほど期間を置きました。
初めは少し痛みを感じていたが、今は全く痛み・違和感を感じなくったとのことで、最終的な歯を作っていく事にします。
当院でいつも行なっているダイレクトボンディングです。
ラバーダムをかけ、歯を作る準備をします。
隣接面の歯の形になる様に、セロファンの膜をリングとウェッジで固定します。
そしてコンポジットレジンを少しずつ充填していきます。
歯の形ができました。
ラバーダムシートを外して、噛み合わせを確認し、綺麗に磨くと天然の歯とあまり見分けが付かなくなりました。
今でも何の違和感もなく歯を使ってらっしゃいます。
ダイレクトボンディング
費用6万6千円
リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。