外れた銀歯の下は虫歯に 悪くなりにくい治療 福岡市早良区の患者さま
2018年07月28日
下の写真は治療前のものです。
写真中央の歯は銀の詰め物が外れてしまっています。中をよく見ると黒っぽい虫歯になっているのがわかります。
外れてしまった虫歯をお口の中に戻したところです。この状態からは銀の詰め物の下では虫歯が広がっているとは分かりにくいです。今回たまたま詰め物が外れて虫歯を発見できましたが、隣の歯の詰め物の下も同じような虫歯になっている可能性があります。
詰め物を外して虫歯を取り除いたところです。虫歯だけが染まる染色液を使い取り残しがないようにしていきます。
虫歯をとり終えると、緑色のラバーダムシートをお口にかけていきます。治療部位が見やすくなるだけでなく治療の精度も向上します。
歯の形を回復するためにセロハンの膜や楔を使います。これらで作った壁に沿ってコンポジットレジンという白い樹脂を流し込んで固めます。
歯の形ができました。ここからはラバーダムシートを外して、噛み合わせの高さの調整、研磨を行います。
治療後の写真です。左右の銀の詰め物は歯と詰め物の間に段差や隙間がありますが、今回治療した歯にはありません。治療跡から汚れが入り込む心配もないので左右の歯と比べると悪くなりにくくなっています。
ダイレクトボンディング
費用5万5千円
リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。