時間の取れない40代男性のマウスピース矯正
2021年01月9日
働き盛りの男性で、年齢を重ね知識も増え、
健康の重要性を理解している方が
増えてきているように感じます。
また、お口の健康が全身の健康に如実に
関係していることを意識する方とも
よくお話しします。
その中で歯並びに不具合があると健康問題で、
治療の必要性を感じている方は
多いのではないかと思います。
しかし現実問題として
多忙な環境に身を置く方にとって、
矯正の治療を選択するのは
難しい状況ではないでしょうか。
今回は、全国に渡り仕事をしている
多忙な40代男性の患者様に
当院で施した矯正治療について
お話ししたいと思います。
患者様はしっかり歯磨きをされており、
お口の衛生状態にそんなに問題が
あるわけではありませんでした。
しかし、叢生といって歯が互いに重なり
窮屈な状態の歯が多数見られます。
特に下の前歯で顕著で、
歯磨きをしてもなかなか着色が
取れない部分があります。
見た目としても改善を望んであり、
マウスピースでの矯正をしていくことに
なりました。
写真は術前のお口の写真です。
上の歯も多少の重なりがありますが、
特に下の歯に多く見られます。
一般的には今でもワイヤーを使った
矯正治療が主流ですが、
AIを使用したマウスピース矯正が
全世界で数百万もの症例が施術されており、
AIもどんどん学習しております。
そのAIが計算したモノを元に
カスタマイズした治療計画で
マウスピース矯正をはじめました。
仕事柄ワイヤーをつけることが
難しいとのこともありましたが
約半年のマウスピース矯正で治療で
以下の状況にまで動かすことができました。
下の歯の重なりが随分解消しているのが
わかると思います。
矯正に使用するマウスピースで
一緒にホワイトニングの液を入れて
使用した時期もあり、
歯の色調も随分と明るくなりました。
後は、もともとお口に入っていた
銀色の差し歯を今後作っていきますが、
噛み合わせもよくなり、
歯磨きもしやすくなっています。
今後、奥歯の治療が終了した際に
再度ご報告したいと思います。
術前術後のお口の中です。
随分イメージが変わりました。
マウスピース矯正
インビザラインiGo
費用49万5千円
デメリットとして半年ほど期間がかかる
奥歯はiGoでは動かせない。
マウスピースの枚数に限りがある