大きく欠けた歯の治療 セラミック治療 審美性 福岡市中央区の患者さま
2018年09月22日
今回は、セラミックの被せ物で歯の形を回復していきました。
下の写真は治療前のものです。中央の歯は下半分が大きく欠けているのが分かります。以前、被せ物治療がされてあったのですが外れてしまいこの様になっています。
ピンク色の虫歯染色液を使い、虫歯の部分だけを染め出しました。黒い部分はあまり染まってはおらず、一見虫歯には見えない白い部分がピンク色に染まっているのが分かります。
ピンク色に染まった虫歯の部分だけを取りきりました。黒い部分は残っていますが、虫歯ではないので取り除く必要はありません。
緑色の膜をお口にかけて、呼気や唾液が歯の表面につかない様にしています。
この状態で歯の形を整えるため、ダイレクトボンディングを行います。歯の表面に直接樹脂を接着させる方法のため、緑色のラバーダムシートで歯を乾燥させる必要があります。
ダイレクトボンディング後は、歯の形を削り整えます。
型取りを行う前に歯の色合わせを行ないます。周りの歯の色を参考にして行います。
型取りしたものの写真です。黄色と紫色の二つの型取り材を使用し、精度の高い型取りを行います。
型取りを元にできた模型です。
この模型にあう被せ物を歯科技工士さんに作っていただきます。
できた被せ物を取り付けしたところです。見た目、精度とも問題なくできています。
セラミックオンレー
費用16万5千円
リスクとして歯を削る量が多いため痛みが出る可能性と強い力によって割れる可能性がある。