前歯で白く変色している歯(ホワイトスポット)を一切削ることなく自然な色にした症例 福岡市城南区の患者様
2021年05月31日
歯の変色の原因はいくつかありますが、
今回はホワイトスポットの治療について
ご紹介したいと思います。
ホワイトスポットとは、歯の表面にできた
白いシミの様な白濁のことです。
原因として初期の虫歯によるものや、
エナメル質形成不全(永久歯が生える段階で
エナメル質が完全にできない状態で生えた状態)
によるものがあります。
白くなっている部分だけを削り取り、周りの歯と
同じ様な色の詰め物で埋めていくといった
治療も可能ですが、歯に対するダメージは
大きくなります。
できるだけ削らずに治療を行うために
オパールストラという材料を使って治療していきます。
オパールストラは酸性の液の中に研磨剤が
入っています。
酸性の液で歯の表面の色のついたエナメル質を
一層溶かし、研磨剤で綺麗に磨いていきます。
治療後は歯の表面がやや弱くなっているため、
フッ素を塗って終わることが重要です。
初診時の写真です。
上の前歯が一本だけ白濁していることがわかります。
オパールストラ治療を行なった後の状態です。
一回の治療で少し色は目立たなくなりました。
二回目の治療後の写真です。
初めの頃と比較してホワイトスポットが
薄くなっていることがわかります。
三回目の治療後の写真です。
ホワイトスポットはほとんど違和感がないほどに
目立たなくなっています。
周りの歯の色との調和を図るため、
お家で行う歯のホワイトニングを
していただいています。
ホワイトスポット治療
費用 2万2千円
デメリットとして歯が少し薄くなる