MI治療 削る量を最小限に抑えた治療 福岡市博多区の患者さま
2018年04月3日
今回は、虫歯の治療を行いました。下の写真は治療前の状態です。一見するとどこに虫歯があるか分かりません。
歯と歯の隙間の部分を少し削ったところです。中は変色し、虫歯になっているのが分かります。このように見た目では発見しにくい虫歯もたくさんあります。大きくかけたり、痛みが出てから治療を行うと必要以上に歯を削ることになります。
虫歯菌に感染しているところだけ削り取っています。必要以上に歯を削らないことが、歯を守る上で大切です。しかし、虫歯を取り残しては治療した意味がなくなるため、虫歯だけをしっかりと取り除くことが重要です。
虫歯を全て取り終えたところです。
隣の歯との隙間も虫歯になっていたため、横から穴を開けて除去しています。
ラバーダムシートをかけてダイレクトボンディングを行います。唾液の中には虫歯菌も含まれています。その唾液が歯についたまま治療を行なってもしっかりとした治療ができません。ラバーダムシートを使用すると唾液が歯に付着しなくなるため、精度の高い虫歯治療が可能です。
横の穴にも唾液が入り込まないようになっています。
歯の形を作るためにセロハンの膜を入れ型を作ります。
できた方に樹脂を流し込んでいき、治療を進めます。
横の穴も同様に型を作って樹脂を流し込んでいきます。
治療が終わったところです。詰め物と歯の間に段差や隙間はありません。
横のところも問題ないようです。歯に対するダメージが低い治療になっています。
ダイレクトボンディング
費用5万5千円
リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。