大きな虫歯で欠けた歯 審美的な被せ物治療 福岡市城南区の患者さま
2018年04月7日
今回は、虫歯が原因で大きく欠けてしまった歯の治療を行いました。
下の写真が治療前の状態です。歯が欠けてしまい、ほとんどなくなっているのが分かります。
上から見たところです。歯の中がむき出しになっています。茶色くなっている部分は虫歯菌に感染しています。
麻酔を行い、歯の上に被った歯茎の形を整えます。ピンク色の虫歯染色液を使い虫歯を除去していきます。
虫歯を取りきると、歯はほとんど残っていません。このままでは被せ物治療をすることはできないため、まずはダイレクトボンディングを行い虫歯で失われた歯の形を回復させます。
ダイレクトボンディングで歯の形を作っていきました。
緑色のラバーダムシートを外してはの形を整えていきます。
横から見ると、このようになっています。歯の形を整えて上から被せ物ができるようにしていきます。
形を整え終えたら型取りの準備をしていきます。歯の周りに糸を入れ型取りがしやすい状態にしていきます。
型取りしたものの写真です。糸を入れたことにより、歯と歯茎の境目がはっきりわかるようになっています。
型取り材に石膏を流し込み模型を作成します。この模型に合わせて被せ物を作っていただきます。
横から見たところです。
実際にお口の中に取り付けを行いました。歯の形、色は本物の歯に近づけて作っています。
横から見たところです。周りの歯と見比べても違和感はありません。
オールセラミッククラウン
費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)
デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。