歯に白濁がある 歯を削らずに自然な色に オパールストラ
2022年06月7日
今回は、前歯の審美治療について
ご紹介いたします。
写真の前歯の表面の色がまだらになっており、
白い斑点が目立ちます。
この様に歯の表面に現れる白い斑点を
ホワイトスポットと呼びます。
治療後の写真です。
白く目立っていたホワイトスポットは
目立たなくなっています。
当院ではできるだけ削らずに治療を行うために
オパールストラという材料を使って
治療していきます。
オパールストラは酸性の液の中に研磨剤が
入っています。
酸性の液で歯の表面の色のついたエナメル質を
一層溶かし、研磨剤で綺麗に磨いていきます。
治療後は歯の表面がやや弱くなっているため、
フッ素を塗って終わることが重要です。
治療前の写真です。
前歯にホワイトスポットを認めます。
治療後の写真です。
ホワイトスポットは
かなり目立たなくなっています。
一見これで治療が終わった様に見えますが、
この治療は一回では終わりません。
歯の表面をわずかに溶かすため、
日常生活で口に入れるものの
色がついてしまいます。
ここから再度オパールストラを使用しました。
治療から3ヶ月後の写真です。
色がつくこともなくなり、
白く目立っていたホワイトスポットも
無くなっています。
周りの歯との白さを統一するためにも
治療後はホームホワイトニングという、
マウスピースにホワイトニングの薬材を入れ、
ご自宅で使用していただく治療が
必要になります。
ホワイトスポット治療
費用 1歯で2万2千円
デメリットとして歯が少し薄くなる