歯を長持ちさせたい 今後虫歯になりにくい治療 ダイレクトボンディング
2022年07月16日
今回は、当院で行っている
ダイレクトボンディング治療を
ご紹介いたします。
下の写真は治療前のものです。
奥から2番目の歯には
白い詰め物の治療がされています。
角度を変えてみてみると
歯と詰め物の間に隙間があり、
しっかりと接着していないように見えます。
詰め物を取り除いた状態です。
歯と詰め物の間に隙間や段差があると
中が虫歯になっていることがほとんどです。
虫歯を全て取り除いた状態です。
ここから歯の形を作っていきます。
通常の銀の詰め物治療とは異なり、
ダイレクトボンディングは
型取りを行わない治療法です。
基本的には一回の治療で終了します。
虫歯除去後はラバーダムシートと言われる
青色のゴムのシートを歯にかけていきます。
このシートを使用することにより
治療部位が見やすくなるだけでなく、
唾液、呼気が歯に付着しなくなるため
治療精度が向上します。
ダイレクトボンディング直後の状態です。
歯の形、溝、色などが再現されています。
ラバーダムシートを外して
噛み合わせの調整、研磨を行いました。
歯自体が乾燥しているため、
通常の状態よりも白くなっています。
詰め物の色の違いが見られますが、
歯の色が元に戻るとほとんど
わからなくなります。
後日確認した時の写真です。
歯の色も元に戻っているため、
詰め物との境目も目立ちません。
直接詰めていく方法なので
小さな隙間はできにくく、
治療箇所から
虫歯になる可能性は低くなっています。
※ダイレクトボンディング
5万5千円~7万7千円
デメリットとして噛む力により
すり減ることがある。