根っこが割れた歯を抜歯し同時にインプラント治療 抜歯即時埋入 (福岡市 早良区)
2016年01月6日
下の写真は2本とも抜歯と同時にインプラント治療を行った方の左側から見た所です。
治療前と治療後です。
どこにインプラント治療をしてあるのかわからないくらい、自然の歯に近い歯となってます
インプラント治療した歯以外も治療しておりますので、全体としてとても良い状態になってます。
これが治療前の状態です。
歯科医師が見ても抜く必要がなさそうな歯ですが、患者さんは『ずっとムズムズが止まらない』
とおっしゃってました。
検査の結果、歯にヒビが入っていることが判明しました。
その場合は抜歯が必要となります。
抜歯した歯です。
真っ二つにヒビが入っており、根元の方まで割れています。
この状態であれば、歯を残そうとしても無理があります。
そして、歯を抜歯したのと同時にインプラント治療を行います。
抜歯と同時にインプラント治療を行うことは様々なメリットがあります。
まず、麻酔が1回ですみ、外科的な処置も1度で済みます。
また、歯を抜くと骨が吸収するのですが、骨の吸収を防ぐことが出来、
また歯ぐきの形も変化しないため、最終的に天然の歯と同じ様な形を作ることができます。
抜歯して同時にインプラント治療を行った写真とレントゲンです。
抜歯した穴とインプラントには隙間があるためインプラントの周りには完全に骨がありません。
2ヶ月ほど経過したところです。
インプラントの周りには骨が出来てきました。
これは、事前にこの様に骨が変化するということを見越した上で治療しているからです。
この状態で型取りを行います。(前後の歯も治療が必要であったため治療しています。
歯を取り付けたところです。
ほとんど天然の歯と見分けがつかない様な歯ができました。
もちろん噛み合わせ等にも細心の注意を払っております。
治療後、レントゲンCTを撮影しましたが、インプラントの周りは硬い骨で覆われ
今後、悪くなるリスクは極限まで排除されています。
術前術後です。
しっかりとした計画と技術を駆使することで、今後不安のないお口の中を再現することができます。
もちろん歯を失う前の天然の歯と見分けがつかないくらいの見た目まで回復できます。
528000円(インプラントガイド、インプラント埋入手術、プロビジョナルレストレーション、オールセラミッククラウン)
デメリットとして、インプラントは清掃不良や噛み合わせの力が強くかかるとインプラント周囲炎を起こす可能性があり、インプラントとオールセラミッククラウンを固定しているスクリューが緩む可能性もある。