歯周病で残せない歯を抜歯して、骨を作り(GBR治療)インプラント治療(福岡市 西新)
2016年01月7日
歯周病で抜歯した後、骨を作ってインプラント治療した症例です。
下の写真が術前術後です。
治療前の状態です。
歯周病が進行し、お口の中全体が噛めないような状況になっています。
拡大するとこのようになります。
レントゲン写真でも歯の周りの骨がほとんど溶けているのがわかります。
抜歯を行った所です。
時間が経過しても完全に骨が回復しません。
インプラント治療を行う時のCT写真です。
このままでは治療が進まなくなるのでインプラント治療と同時に骨の造成を行いました。
インプラントの周りに人工骨を置き、メンブレンという膜で骨材を覆った所です。
3ヶ月経過するとインプラントの周りに骨が出来てきました。
レントゲンでもインプラントの周りに黒い影が少なくなり、安定してきたことがわかります。
こうなると安心です。
型取りを行い、インプラントに歯を取り付けます。
術前と比較すると完全に骨が出来ているのがわかります。
この様に歯周病でごそっと骨がなくなった場合には、骨を作る必要があることがあります。
しっかり計画を立て、キチンとした技術で治療すれば望むようなお口の中を作ることができるのです。
術後、メインテナンスで通院されてますが壊れる様子は全くありません。
インプラント治療
528000円(インプラントガイド、インプラント埋入手術、プロビジョナルレストレーション、オールセラミッククラウン)
デメリットとして、インプラントは清掃不良や噛み合わせの力が強くかかるとインプラント周囲炎を起こす可能性があり、インプラントとオールセラミッククラウンを固定しているスクリューが緩む可能性もある。