大きな虫歯もほぼ削らずに治療 ダメージ最小限 コンポジットレジン 福岡市城南区
2017年06月17日
今回はダイレクトボンディング治療で歯の形を再現し、修復した
症例です。
治療前の写真です。
中央の歯にはメタルインレー(銀の詰め物)が入っていましたが、
外れてしまい来院されました。
外れたところを見ると、中のセメントはボロボロになり虫歯にも
なっています。
今回はメタルインレーが外れたので中の状態が
よくないということを知ることが出来ましたが、外れていない
状態で中が虫歯になっているかどうか、正確に診断するのはとても
困難です。
しかし、実際にメタルインレーを外し中を確認すると、
このように虫歯になっていることがほとんどです。
中の虫歯を全て取り切ったところです。
歯の色が少し茶色の箇所がありますが、ここは虫歯ではありません。
虫歯菌の感染はないためこのままダイレクトボンディング治療を
進めていきます。
ラバーダムシートをかけて、セロハン膜や黄色い楔、金属で出来た
リングを駆使して歯の周りの形を再現します。
歯と歯の間に入れたセロハン膜の写真です。
歯の表面にそうようにセットされています。
この状態で樹脂を詰めていくことで段差や隙間なく修復することが
出来ます。
歯の周りの形を再現してから、噛み合わせの部分も修復していきます。
噛み合わせ調整を行い、研磨が終わったところの写真です。
隙間、段差はないので虫歯にはなりませんし、詰め物自体が外れて
しまうこともありません。
ダイレクトボンディング
費用5万5千円
リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。