前歯の隙間を矯正を行わずに一日で詰める治療 正中離開をダイレクトボンディング 城南区の患者さま
2017年07月18日
今回は、前歯の隙間をダイレクトボンディングで修復した症例です。
治療前の写真です。上の前歯の間には隙間があります。
この隙間をダイレクトボンディングで塞いでいきます。
歯茎を見ると、全体的に赤みがかっているのが分かります。
この状態は、触るとすぐに血が出てしまうような、炎症が起きて
いる状態です。
このままでは、治療がしっかりと行えないためまずは炎症を
取り除く必要がありました。
汚れをしっかりと落としていき、ご自宅では歯磨きにも力を入れて
いただきました。
歯茎の赤みはなくなり、ピンク色の健康な歯茎になっています。
この状態なら治療しても問題ありません。
まずはお口の中の型取りを行います。
下の模型では、歯の隙間の部分に蝋を用いて形を足しています。
どこにどのくらいダイレクトボンディングを行えばいいかの
基準となります。
この状態で、この模型をさらに型取りします。
この型取り材をお口の中に合わせると、型取り材と歯の間に
隙間ができました。
この隙間をダイレクトボンディングで埋めていきます。
この型取り材を使用することにより、術前の計画からズレが
出ることがなくなります。
まずは歯の表面に付いている汚れを落としていきます。
紫色に染まっているところが汚れが残っているところです。
虫歯ではないため歯を削る必要はないですが、汚れを残したまま
ダイレクトボンディングを行うのはよくありません。
汚れを取り除いたのち、ラバーダムシートをかけます。
呼気や唾液などの湿気が歯につかないようになっています。
この状態で歯と詰め物がしっかりと接着するように歯の表面処理を
行なっていきます。
表面処理が終わり、歯の隙間を埋めていきました。
型取り材を合わせながら進めていくことで、ズレがなくなります。
ラバーダムシートを外したところです。
歯と歯の間の隙間はしっかりと埋まっています。
歯の色も問題ないようです。
ダイレクトボンディング
費用6万6千円×2本
リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。