虫歯をラバーダムを装着して治療 その後セラミックオンレーで治療 福岡市早良区荒江の患者さま
2017年08月1日
今回は、銀の詰め物の隙間から進んだ虫歯を、精密なセラミック
で治療した症例です。
治療前の状態です。奥の歯には銀の詰め物が入っています。
今回はこの詰め物を外して治療していきました。
銀の詰め物を外したところです。
黒い虫歯が確認できます。
歯ブラシの先が届きにくく、汚れがたまったままになりやすい
場所です。銀の詰め物の精度には限界があるため、
二次的な虫歯になる可能性も高くなります。
虫歯を全て取り切ったところです。
手前の歯との隙間も虫歯になっていました。
虫歯になっていたところは削った範囲が大きいため、
そのままで形を整えていくと、より歯を削らないといけません。
なので、ラバーダムシートをかけて、虫歯で歯を削ったところを
ダイレクトボンディングで埋めていきます。
ダイレクトボンディング後、しっかりと形を整えていきます。
形を整え終わると型取りです。
精密なシリコン製の型取り材を使用しています。
紫色、黄色の二種類を使用することで、より精度が高くなります。
型取り材に石膏を流し込みできたお口の中の模型です。
この模型にあった詰め物を歯科技工士さんに作成していただきます。
お口の中に取り付けをしたところです。
色や形に問題はありません。精度も高いため、隙間や段差が
なく、ここから虫歯になる可能性は低くなっています。
セラミックオンレー
費用16万5千円
リスクとして歯を削る量が多いため痛みが出る可能性と強い力によって割れる可能性がある。