痛みがなくても銀歯の下は虫歯! 精密なセラミック治療で予後安心 福岡市中央区六本松の患者さま
2017年08月5日
今回は、前回に引き続き銀の詰め物の隙間から進んだ虫歯を
精密なセラミックで治療した症例です。
写真中央の歯には銀の詰め物が入っています。
前回の治療ではこのような詰め物を外すと、黒い虫歯が現れました。
まずは詰め物を外して確認していきます。
詰め物を外していきました。
やはり奥の方を見ると歯の縁のところから黒い虫歯が
進んでいます。
虫歯を除去していくと、歯の表面だけでなく、中の方にも
虫歯が広がってきていることがわかりました。
虫歯検査の液を使いながら、取り残しがないようにしていきます。
虫歯を取り終えると、セラミックの詰め物を作るための形を
整えます。できるだけシンプルに、なめらかに整えていきます。
こうすることにより、より隙間なく精密に出来上がります。
色合わせも行います。
患者さん一人一人にあう色は違うため、写真のように
指標となる色を合わせていき写真を撮っていきます。
このような写真とお口の中の模型を歯科技工士さんにお渡しして
作成をお願いしています。
シリコン製の型取り材でお口の中の型取りを行いました。
今回の症例は前回の続きです。
前回とは反対側の治療をクローズアップしています。
この全体の型取り写真を見ると、今回のものが左側で
前回の症例が右側です。このように二つ一度に型取り
することも可能です。
型取り材に石膏をなが仕込みできたお口の中の模型です。
歯と歯の隙間に切れ込みを入れて作業がしやすいように
しています。
この模型と歯の色の写真を参考にして歯科技工士さんに
詰め物を作っていただきました。
出来上がったセラミックの詰め物を取り付けた後の写真です。
隙間なく取り付けできています。
二次的な虫歯になる可能性も低くなりました。
セラミックインレー
費用11万円
リスクとして歯を削る量が多いため痛みが出る可能性と強い力によって割れる可能性がある。