銀歯の下の大きな虫歯をダイレクトボンディングで治療 福岡市早良区の患者さま
2017年08月8日
今回は銀歯の下で広がっていた虫歯をダイレクトボンディングで
治療した症例です。
銀歯が外れてしまい来院された患者さまです。
写真中央の歯には虫歯があります。今まで銀歯が入っていた
のですが、その銀歯の下ではこのような状態に立っていました。
このように、銀歯が外れて虫歯が発覚し、治療となるケースは
よくありますが、虫歯が進んでいるにもかかわらず、
銀歯が外れずに発見が遅れてしまい、治療の範囲が大きく
なってしまうということもよくあります。
早期に虫歯を発見し、最小限の治療で済ませるには
定期的にきていただき、お口の中の状態を把握することが
大切です。
虫歯を取り除いた後です。
虫歯のところは、歯が柔らかくなっています。
この写真では、黒いところが残っていますが、この黒い
ところは硬くなっており、取り除く必要はありません。
ラバーダムシートをかけて詰め物と歯がしっかりと接着
できる環境を作ります。
湿気は接着を妨げます。ラバーダムシートを使用
することにより、治療する歯に湿気がつくことを
防ぎます。
歯と歯の隙間に、セロハンの膜やその固定に使う器具を入れ、
歯の側面の形を作っていきます。
次に噛み合わせの面も自然な形を作っていきます。
詰めていくときに、段差や隙間ができないように
少しずつ丁寧に進めていきます。
治療後の写真です。
隙間はないため、治療したところから再び虫歯
になる可能性は低くなっています。
ダイレクトボンディング
費用7万7千円
リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。