歯と歯の間から進行している虫歯、ダイレクトボンディングで治療した症例。福岡市城南区の患者さま
2017年08月19日
今回は、歯と歯の間から進んだ虫歯をダイレクトボンディングで
治療した症例です。
治療前の状態です。
一見すると、どこが虫歯になっているかは分かりません。
少し歯を削っていったところです。
中は黒っぽく変色し、虫歯になっていることがわかります。
さらに虫歯を取り除いていったところです。
歯と歯の間に黒い虫歯が目立ちます。ここに溜まった磨き残し
により虫歯が進んでいったと考えられます。
虫歯の染色液を使用したところです。
虫歯になっているところはピンク色に染まります。
隣の歯も虫歯になっていました。
染色液を使っても染らなくなるまで虫歯を除去していきました。
ラバーダムシートをかけていきます。
使用することにより、治療をしやすくなるだけでなく、
歯の表面に湿気が付着しないため、歯と詰め物とがひっつく力は
低くなることはありません。
自然な歯の形を作っていくために様々な器具を駆使します。
今回はセロハンの膜を歯の間に入れ、その膜が動かないように
黒いリングで固定しています。
ここで作られた形に沿って詰め物を行なっていくと、
適切な形を作ることができます。
奥の歯を先に詰めていきました。
横から見たところです。
段差や隙間はありません。
次に手前の歯も同じように器具をつけていきます。
詰め終わったところです。
ここまで終わるとラバーダムシートを外して噛み合わせの確認
研磨を行なっていきます。
最終的な状態です。
治療前の形とほとんど違いはありません。
ダイレクトボンディング
費用5万5千円
リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。