セラミックが欠けた 天然の歯と見分けがつかない 精度の高い治療
2022年05月18日
今回は欠けてしまった歯を
精密なセラミックの被せ物で
治療した症例をご紹介いたします。
右から2番目の歯が
欠けていることが分かります。
この歯はオールセラミックスで治療されており、
土台の歯が一部見えている状態です。
被せ物を取り外すと中の土台の歯に
隙間がありました。
メチレンブルーという材料を使って
歯を青く染め出しました。
隙間があると写真のように
縦方向に染色剤の線が見えます。
土台を外して型取りをし、
新しく土台を取り付けた状態です。
歯と土台の間に隙間はありません。
歯茎の周りには型取りを
より精密に行うために糸が入っています。
ここからセラミックスを製作するために
型取りを行います。
セラミックの歯が出来上がりました。
左右の歯ともぴったり合っています
お口の中に取り付けをしていきます。
模型で作成した時と変わらず、
左右の歯とぴったり合っています。
色や形も自然なため、
治療した歯とは分かりません。
横から見たところです。
歯と被せ物の間には段差や隙間はないため、
二次的な虫歯になる可能性は
極めて低くなります。
取り付けて半年後の状態です。
今回取り付けた被せ物は
美しいだけではなく、
精度も非常に高いので
今後、長期間お口の中で
機能し続けるでしょう。
セラミッククラウン
費用16万5千円
リスクとして
強い力によって割れる可能性がある。