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治療症例集 |佐伯歯科クリニック|福岡市早良区・西新近くの「予防型」歯医者・歯科 荒江

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インプラント治療 抜歯即時埋入 ソケットリフト 福岡市中央区薬院の患者さま

2017年12月5日

 

 

今回は、インプラント治療を行なった症例です。

写真中央の歯は、被せ物、土台が入っていない状態です。上に被せてあるピンク色の蓋で中に物が入り込むのを防いでいます。

 

横の歯をよく見ると被せ物の隙間から黒い虫歯になっています。

 

ほっぺた側から見ても、歯と被せ物の間に大きな隙間があるのが分かります。

今回は、ピンク色の蓋がしてある歯と、この被せ物があっていない歯の治療を行なっていきました。

 

 

ピンク色の蓋を外すと中はこの様になっていました。歯がいくつかの破片に割れてしまっています。

この様に割れてしまっていては歯として残し、被せ物をつけるといった治療は難しくなります。今回はこの歯を抜歯し、インプラント治療を行なっていきました。

 

すぐに抜歯は行わず、お口の中の型取りを行い、この歯を抜いた後どの様な形の歯が入るのが理想的か調べていきます。

理想的な形を決めると、そのためにはどの位置にインプラントを埋め込む必要があるか分かってきます。

下の写真にはマウスピースのようなものが写っています。抜歯予定の歯の部分に穴が空いています。この穴の位置が理想的な被せ物を作る上で必要なインプラントの位置となります。

 

歯の根っこの方向と理想的なインプラントの方向は違います。いきなり抜歯をすると、抜いてできた穴の方向にドリルが偏りがちになってしまうので、抜歯前にある程度理想的な方向に穴を空けておき、そこから抜歯を行います。そうすることで偏りを少なくすることができます。

 

抜歯を行いました。

 

歯の写真です。歯はいくつかの破片に割れていました。

 

 

今回治療前に撮影したCTの画像です。青い線で描かれているのがインプラントの根の部分(フィクスチャー)となります。フィクスチャーの先端は白い骨の部分を飛び出し黒いところまで達しています。

黒い部分は上顎洞と言われる空洞で副鼻腔の一つです。

ここには骨がないためそのままではフィクスチャーの先端の方は上顎洞へ飛び出してしまいます。そうすると感染や痛みの原因となってしまいます。

解決するにはフィクスチャーの長さを短くする、埋め込む方向を変えるなどありますが、今回はソケットリフトという方法を行なっていきました。

 

 

まずは理想的な方向に向かって少しずつ穴を掘り進めていきます。メモリがついた棒を穴の中に入れ、深さ方向の確認を行いながら進めます。

 

進めていくと骨がなくなり上顎洞が出てきます。上顎洞には薄い膜がはっています。そのまま掘り進めるとこの膜も破ってしまうため、ドリルを使い掘り進めるのではなく、骨の材料を少しずつこの穴に入れていき膜自体を浮かせていくのです。

 

歯を抜いた後のところに白いモヤモヤが写っています。これが骨の材料となります。

 

 

 

写真で見るとこの様になっています。大きな穴が空いているのは分かりますが中がどのくらい深くなっているのかなどは分かりません。レントゲン写真を撮影し確認するしかないのです。

 

 

フィクスチャーの長さ以上に膜を浮かせ、埋め込んでも上顎洞から飛び出さない様にしました。

 

 

実際にフィクスチャーを埋め込んでいきました。先端の部分を見るとドーム上に白い骨の材料が入っているのが分かります。この分膜を浮かせ治療したということになります。

 

この時の写真です。真ん中に入っているのが分かります。

 

 

抜いた部分の歯茎が被せ物を作成する上で理想的な形になる様にヒーリングアバットメントというカバーのネジを取り付けます。

 

 

傷が治るとこの様になります。

 

 

インプラントと周りの骨がガチッとくっつくまでに約三ヶ月かかります。その間に手前の歯の治療を進めていきました。

まずは被せ物、中の土台を外し虫歯をとっていきました。新しい土台の型取りを行い、取り付けをしていきます。

 

 

白い土台をつけていき、形を整えたところです。次に型取りを行う必要があるのですが、取り付けと形を整えたことにより周りの歯茎が一時的に荒れてしまっています。この状態ではしっかりとした型取りは行えないため、仮歯を取り付け歯茎が治るのを待ちます。

 

後日の写真です。荒れた歯茎は元どうりになっています。インプラントも骨とガチッとくっついているのが確認されたため型取りを行なっていきます。

ヒーリングアバットメントを外すと歯茎が綺麗な形を作っているのが分かります。型取りではこの歯茎の形をしっかりと記録することが大切です。手前の歯には歯の淵がはっきりわかる様に黒い糸を入れています。

 

型取りしてできた模型を元に作成した被せ物です。

手前の歯はガチッと固まるセメントで取り付けを行うのですが、インプラントの方はセメントを使わない方法で取り付けをしています。被せ物にも穴が空いていますが、その穴にネジを入れて固定しているのです。

歯の部分に穴が空いてしまうという欠点はありますが、何かトラブルが会った時にすぐに取り外しができるのが特徴です。

 

 

穴が空いたままではものが詰まってしまうため、蓋をしていきます。

この状態で生活してもらい、噛み合わなどの最終確認を行います。

 

今回は問題なかったため、仮の蓋を外しコンポジットレジンという樹脂の素材に置き換えます。

色や形も周りのところと調和する様にしているため、どこに穴が空いているか分からないくらいにまでなります。

 

 

最終的なレントゲン写真です。

インプラントはしっかりと骨にくっつき、被せ物にも段差などはありません。

インプラント治療

528000円(インプラントガイド、インプラント埋入手術、プロビジョナルレストレーション、オールセラミッククラウン)

デメリットとして、インプラントは清掃不良や噛み合わせの力が強くかかるとインプラント周囲炎を起こす可能性があり、インプラントとオールセラミッククラウンを固定しているスクリューが緩む可能性もある。

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

 

割れてしまった歯 ガイデッドサージェリー 歯として残せないため抜歯してインプラント治療 福岡市南区の患者さま

2017年12月2日

 

今回は、亀裂が入り割れてしまった歯の治療です。

写真中央の歯は、被せ物と中の土台を取り除いた状態です。元々はこの歯の上には被せ物が入っていたのですが

痛みや違和感が続き、中の状態を確認しました。

少し分かりづらいですが、この歯には亀裂が入っていました。

歯に亀裂が入ると、噛むたびにその亀裂が開き痛みを引き起こします。痛みがなくても、亀裂のところに細菌が繁殖し、周りの骨を溶かしていきます。

亀裂の程度にもよりますが、歯を抜かなければならないこともあります。

 

レントゲン写真です。

歯の根が二股に分かれていることが分かります。

大きな亀裂はこのレントゲン写真では確認できませんでした。

 

今回は亀裂の入った歯を諦め、抜歯を行なっていきました。

抜歯を行い少し経った時の写真です。傷はなくなっています。

 

レントゲン写真です。

歯はなくなり、骨だけになっています。

今回は、歯を抜いたところに骨が再生してくるのを待ち、インプラント治療を行なっていきました。

 

インプラント治療は骨の中に、ネジを入れ込みそのネジの上に被せ物をつけ、一本の歯として機能させるものです。

まずは歯で言う所の根っこの役割を担うネジ(フィクスチャー)を骨の中に入れていきます。

フィクスチャーを入れていく際、フリーハンドでは計画している場所からずれてしまうことがあります。

今回は、インプラントガイドというものを作成しました。

このガイドを使うことにより、進む方向は限定されるため、ずれてしまう心配はなくなります。

 

歯茎を切り、めくっています。下には骨が見えています。

 

この様にガイドを使い安全にインプラント治療を行なっていきます。

 

フィクスチャーを入れ終えました。

その上からカバーをつけています。この後は歯肉を元の位置に戻して糸で縫っていきます。

 

 

 

インプラント治療は一日二日では終わりません。

ここから、フィクスチャーが骨とガチッとくっつくのをまち、それから型取りを行い、その後被せ物の取り付けに

なります。

 

レントゲン写真です。

骨の中にうまっているのが分かります。

 

 

傷が治ったところです。

今後、型取りを行なっていくのですが、今のままでは型取りできません。

 

歯茎を少し開いて、フィクスチャーの上にとりつけたカバーをヒーリングアバットメントというものに交換します。

この形に合わせて歯茎は治癒していき、理想的な被せ物を作ることができる様になります。

 

レントゲン写真です。

上の方にうっすら見える白い部分が歯茎のラインです。

ヒーリングアバットメントの先は歯茎の上に出ているのが分かります。

 

 

傷口は綺麗に治っています。

フィクスチャーも骨とうまく結合しているので型取りを行います。

 

ヒーリングアバットメントを外し、代わりに型取り用の棒を

取り付けていきます。この棒をインプレッションコーピングと言います。

この棒を型取りすることにより、骨の中にフィクスチャーがどの様に入っているか模型にすることができます。

 

 

 

 

できた模型上で被せ物を作成していただきました。

真ん中に穴が空いているのが分かります。

この穴に小さいネジを入れ込み固定します。

何か問題があった場合はネジを外すことで被せ物をとり外すことができます。

 

レントゲン写真です。

フィクスチャーの上に歯が立ち上がっています。

 

被せ物を取り付けてから暫くは、穴の部分は仮の蓋で覆います。

噛み合わせの問題や、痛みが出ないことを確認したのち、コンポジットレジンという素材で穴をしっかりと埋めていきます。

下の写真は治療終了時の写真です。穴は目立たない様になっています。何かあった時は取り外すことができるためしっかりと対応をすることができます。

 

 

インプラント治療

528000円(インプラントガイド、インプラント埋入手術、プロビジョナルレストレーション、オールセラミッククラウン)

デメリットとして、インプラントは清掃不良や噛み合わせの力が強くかかるとインプラント周囲炎を起こす可能性があり、インプラントとオールセラミッククラウンを固定しているスクリューが緩む可能性もある。

 

 

銀歯の下の虫歯 放っておくと知らないうちに広がっている 福岡市南区の患者さま

2017年11月29日

 

今回は、銀歯を外した後の虫歯治療です。

写真中央には銀歯で治療された歯があります。

この歯は特に痛みなどはありませんでしたが、外して治療を

行いました。

銀歯の淵をよく見ると、歯との間にできた段差が目立ちます。

 

麻酔を行い銀歯を外したところです。

銀歯の下はこの様に汚れがたまり、虫歯にもなっていました。

銀歯の隙間から汚れが侵入し、知らないうちに虫歯に

なっていたのです。

この様に古い銀歯の下は虫歯になっていることが多々あります。

痛みのない歯でも、外してみて見ると虫歯になっているのです。

痛みが出てから治療を行なった場合、虫歯の範囲が

とても大きくなっていることが多く、単純に虫歯を

削り取り、埋めるだけでは治療できないことがあります。

なので早期に虫歯を発見し、早期に治療を行うことが

大切になります。

 

 

虫歯を取り除いたところです。

虫歯の部分だけ色に染まる液体を使用しながら

慎重に虫歯だけを削り取ります。

 

ラバーダムシートという膜をお口にかけて、歯の治療を

行います。

歯の表面に唾液や呼気が付着しないため、しっかりとした

治療を行うことができます。また、舌やほっぺたが

歯に被ることがないため、治療自体もやりやすくなります。

 

歯と歯の隙間の部分は、セロハンの膜を入れて

隙間ができない様に緑色の楔、リングで圧接して形を

作っていきます。

 

噛み合わせの面は歯の複雑な形を再現するために

やや硬めのレジンを使い形を作っていきます。

 

この様にはの形を作り終えました。

この後ラバーダムシートを外して、噛み合わせの

確認を行います。

 

噛み合わせの確認を行い、綺麗に研磨を行いました。

治療により歯が乾燥しやや白く変色しています。

ラバーダムシートを使用したことにより歯茎も少し

赤くなっています。

 

後日撮影した写真です。

感想による変色はなくなり、歯の色と治療したところの

色は馴染んでいます。

治療前の銀歯の様に隙間や段差はないため、

今後二次的な虫歯になりにくくなっています。

ダイレクトボンディング

費用6万6千円

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

 

大きく欠けた虫歯 歯茎の下まで進んだ虫歯 低侵襲な治療 東区箱崎の患者さま

2017年11月21日

 

今回は、大きな虫歯に対し、低侵襲な治療を行なった

症例です。

治療前の写真です。虫歯で歯が大きく欠けています。

中は黒く変色しています。この歯に対し治療を行なって

いきました。

 

まずは痛みが出ない様に麻酔を行います。

そこから虫歯を削り取っていきます。

虫歯の範囲が大きく、歯の中の神経まであと少しで

到達しそうになっていました。

また、歯茎の下まで虫歯が進んでおり、しっかりと

虫歯を取り切るには、歯茎の形を少し修正する

必要がありました。

 

歯茎の形を修正し、深くまで進んだ虫歯を

取り切ったところです。

虫歯は歯の四分の一ほどまで進んでいました。

通常この様に虫歯の範囲が大きい場合は型取りを

行い被せ物を作ることが多いですが、

被せ物を作る方法では、歯を削る量が大幅に

増えてしまいます。

そのぶん歯に対するダメージも大きくなるため今回は、

低侵襲なダイレクトボンディングという治療を行いました。

 

 

ダイレクトボンディングは型取りを行わずに、直接コンポジットレジン

という樹脂を盛っていく方法です。

歯とレジンをしっかりと接着させるには、歯の表面に

水分がついていないことが大切です。

お口の中は湿度が高い状態に保たれているため

普通に治療しただけでは歯の表面に水分が付着してしまい

しっかりとした治療はできません。

それを防ぐためにラバーダムシートというシートを歯にかけて

治療を行います。この緑のシートを使うことにより、

歯の表面には水分が付着しなくなり、治療もしっかり

行うことができます。

 

金属製の板ではの周りを囲い、そこにレジンを流し込んで

いきます。

 

歯の内側はレジンで満たされました。

ここからは噛み合わせの面を作っていきます。

 

歯が持つ複雑な凹凸や色を再現していきます。

 

ラバーダムシートを外したところです。

噛み合わせの調節を行い、研磨を行いました。

治療後は歯茎が赤くなっていますが、しばらくすると

赤みも治まってきます。

 

後日撮影した写真です。

歯茎の赤みはなくなっています。

大きな虫歯でしたが、ダメージが少ない治療を

することができました。

 

 

ダイレクトボンディング

費用6万6千円

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

 

虫歯で真っ黒に変色した歯でも、ほぼ天然の自然な歯と同じ様に 福岡市東区の患者さま

2017年11月17日

 

 

今回は、土台にファイバーコアを用い、セラミッククラウン

治療を行なった症例です。

治療前の状態です。

写真中央には銀歯で治療された歯があります。

 

横から見たところです。

歯の白い部分の内側から黒いところが透けて見えています。

中は虫歯になっているため、この被せ物を外して

治療を行なっていきました。

 

銀歯を外しました。

一見すると、大きな虫歯はなさそうに見えます。

 

中の土台を外すとこの様に中はスカスカの状態でした。

黒く見えているところが全て虫歯というわけでは

ありませんが、虫歯は相当に進んでいます。

この中でも、虫歯菌に感染しているところだけを

削り取っていきます。

 

虫歯を取り終えました。

黒い部分はまだ残っていますが、残っている部分は

虫歯菌に感染していないところなので取り切る必要は

ありません。

形を整え、新たな土台を作るために型取りを行います。

 

ファイバーコアという土台を取り付けたところです。

またファイバーコアの場合、歯と接着することで歯と一体化するので

歯が割れたりしにくくなります。

 

形を整えて型取りの準備を行います。

歯肉圧排と言って、緑と紫色の糸を歯茎の中に入れていくことにより、

型取りした時に歯と歯茎の境目がよりはっきりします。

 

型取りしたものはこのようになります。

 

 

 

この型取りからお口の中の模型を作り、その模型にあう

被せ物を作っていきました。

裏から見たところです。

歯の黒い色はどうしても消せないのでセラミックの裏を

特殊加工して黒い色を遮蔽する様にしています。

 

取り付けを行いました。

歯の色、形とも精巧に作られているのが分かります。

 

横から見たところです。

黒い部分が透けたりはありません。

隙間なくできています。

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

人工的で不自然に見える保険の歯をセラミックで審美治療 福岡市中央区赤坂の患者さま

2017年11月14日

 

 

今回は、前歯の被せ物治療を行なった症例です。

写真中央の歯は、すでに被せ物治療がしてあります。

しかし、他の歯との色の違いや、被せ物と歯茎のラインに

隙間があります。

これらを治したいとのことだったため被せ物のやりかえを

していきました。

 

 

上から見たところです。

この歯は金属の上に白い樹脂を盛り付けて作っている

というのがわかります。

同じような素材では、周りの歯と同じ色に

することは難しく、隙間もできやすくなります。

今回は、セラミックの被せ物を作成し、

審美的な治療をしていきました。

 

被せ物を外したところです。

大きな虫歯にはなっていませんが、被せ物が入っていた

淵の部分は黒くなっています。

また、歯と歯の間の歯茎は赤くなっており炎症を

起こしているのがわかります。

 

 

 

歯の形を整えていきました。

被せ物には適切な厚みが必要です。

ただ闇雲に歯を小さくするのではなく、

最終的なこの歯の形をイメージし、そうするためには

歯をどれくらい削り厚みを確保するといった考え方が

必要になります。

まだこの状態では歯茎の炎症が残っているため、

しばらくは仮歯で過ごしてもらい、歯茎の状態が

よくなるのを待ちます。

 

 

歯茎の状態が良くなっているので被せ物の型取りを

行いました。

歯茎の周りには型取りをより正確に行うために糸が

入っています。

 

 

上から見たところです。

歯はこのような形になっています。

 

型取りしたものの写真です。

この工程でずれてしまうと完成した被せ物もずれてできて

しまいます。よりずれを少なくするために精密な型取り材を

使用しています。

 

 

型取り材に石膏を流し込み模型を作りました。

この模型に合わせて被せ物を作っていきます。

 

 

出来上がった被せ物を入れたところです。

 

 

上から見たところです。

 

 

被せ物を入れていきました。

以前の被せ物とは違い、金属を使用していないことがわかります。

 

 

取り付けをしていきました。

歯の色は周りの歯とほとんど変わりません。

歯茎との隙間もないため、パッと見て被せ物が入って

いるとはわかりにくくなっています。

 

 

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

 

 

ラバーダムとマイクロスコープを使用して根管治療 マイクロリーケージ(漏洩)を防ぐためシリコン印象セラミック治療 福岡市博多区の患者さま

2017年11月7日

 

 

今回は、歯の根の治療を行ってから、被せ物治療を行なった

症例です。

写真中央の歯には銀の被せ物が被せてあります。

表面は削ったような跡や、一部被せ物に穴が空いているところも

あります。

今回は、この歯の治療を行いました。

レントゲンの写真でこの歯を見ると、根の中までも

細菌感染していることがわかりました。

被せ物治療を行う前に、歯の根の治療を行う必要がありました。

 

銀の被せ物は外さずに大きな穴を開けて根の治療を

行いました。本来は被せ物を外してから根の治療を

行うのが一般的ですが、この状態で被せ物を

外してしまうと、緑色に見えているラバーダムシートを

かける歯がなくなってしまいます。

この写真では白いクリップのようなものを歯につけています。

これで緑色のラバーダムシートが外れないように防いで

いるのです。

 

ラバーダムシートがなければ、根の治療中も穴から細菌が

入っていってしまいます。歯の根の中の細菌感染をしっかりと

取り除くには、このラバーダムシートが必須です。

この写真ははの根の中に薬を入れているところです。

 

根の治療が終了したため、被せ物は全て外しました。

穴の中に見えるピンク色のものが根の中に入れた

薬です。

ここからは被せ物治療を行なっていきます。

まずはぽっかりと空いた穴を塞ぎます。

 

穴を塞ぎ、形を整えたところです。

ぐるっと一周歯を削り、上から被せ物が入るように

していきます。

 

次に型取りの準備をしていきます。

歯の周りに黒い糸を入れていきます。

少しだけ歯茎が圧迫され広がります。そうすることにより

型取りした時に歯のラインを正確に写し取ることができます。

 

さらに太い糸を入れていきます。

型取りの直前にこの糸は取り除きますが、一時的に

歯茎が広がった状態を作ることができます。

この工程が精密な型取りには大切なのです。

 

型取りしたものの写真です。

型取り材自体が変形しやすいものだと意味がないので

なるべく変形が少ないものを使用しています。

 

 

石膏を流し込んで作ったお口の中の模型です。

歯と歯茎の境目がくっきりとわかります。

この模型を元に歯科技工士さんに被せ物作成を

お願いします。

 

 

できた被せ物の写真です。

内側はこのようになっています。

 

模型に合わせたところです。

 

実際にお家の中に取り付けを行いました。

歯の色や形はもちろんですが、精度の高い被せ物なので

隙間や段差はなく、二次的な虫歯になりにくくなっています。

 

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

白い被せ物治療2 圧排糸による精密型とり 福岡市博多区の患者さま

2017年11月4日

 

 

今回は、前回に引き続き白い被せ物治療の症例です。

前回は下の歯の治療を紹介したので、今回は噛み合わせの歯の

上の歯の症例を紹介します。

 

治療前の状態です。

奥歯二本にはすでに白い被せ物治療がしてあります。

今回は、下の歯との噛み合わせを改善するため

この被せ物のやりかえ治療を行いました。

 

 

まずは、古い被せ物を外していきました。

中は大きな虫歯にはなっていないように見えます。

しかし、奥の歯茎に埋もれている箇所は境目がはっきりしていません。

ということは、精密にセラミックを作ることができません。

 

被せ物のところはそんな状態で、更に手前の歯が虫歯に

なっていました。

このように被せ物を外してみると、隣の歯が虫歯に

なっていたということがよくあります。

歯と歯の隙間は汚れが貯まりやすいところで、歯ブラシだけでは

この隙間の汚れを取りきることは難しのです。

フロスや歯間ブラシなどを併用し、磨き残しをなくすことが

大切です。

 

虫歯の治療を行い、奥歯の形を整えていきました。

歯茎が赤くなっており、この状態では型取りがうまく

できないため、少し時間を置き歯茎の状態の改善を

待ちます。

 

後日の写真です。歯茎の赤みは改善しています。

これで奥の境目がはっきりとわかります。

歯と歯茎の間に黒い糸を入れていき、精度の高い型取り

ができるように準備を行います。

この糸を入れることにより、歯と歯茎の境目がはっきり

するようになります。そうすると、境目や段差のない

被せ物を作りやすくなるのです。

 

さらに一回り太い糸を歯の周りに入れています。

この糸を入れることにより、さらに歯と歯茎の境目が

明瞭になります。

 

 

型取りしたものの写真です。

変形の最も少ないシリコン印象材を使用しています。

難しい奥の境目にもしっかりとシリコンが入り込んでくれています。

この型取りに石膏を流し込み、お口の中の模型を作ります。

 

作成した模型です。

歯科技工士さんにこの模型に合わせた被せ物を作っていただきます。

 

 

できた被せ物を取り付けしました。

治療前の被せ物と比べると、歯の凹凸がはっきりとしており、

理想的な噛みあたりとなります。

段差や隙間もない被せ物になっていますので予後は良好です。

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円×2本(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

白い被せ物治療1 ラバーダムをしてセラミック治療 福岡市博多区の患者さま

2017年10月31日

 

 

今回は、白い被せ物治療を行なった症例です。

治療前の写真です。

二本の歯が並んでいますが、後ろの歯は詰め物がとれて

しまっています。手前の歯にはまだ詰め物がついて

いますが、表面のすり減りが大きく治療が必要な

状態です。

今回は、この下の二本の歯と噛み合わせの歯に当たる

上の二本の歯を治療しました。

症例としては、先に下の歯をお話します。

後日上の歯もお話しいたします。

 

まずは手前の歯の詰め物を外していきました。

所々黒くなっており、虫歯があることがわかります。

 

二本の歯の虫歯を取り除いていきました。

まだ少し黒いところが残っていますがここは虫歯ではないため

とる必要はありません。

 

虫歯をとり終えてできた歯の穴を塞いでいく必要があります。

歯に直接白い詰め物をつけていきます。

つけていく作業では歯に水分がついていると詰め物がうまく

くっつきません。

水分がつかないようにするために、このような

緑色の膜をはり、治療します。

 

 

白い詰め物で虫歯を取り除いてできた穴を埋めました。

緑色の膜を使ってから詰め物をしているので、しっかりと

くっついています。

 

膜を外してから、形を整えていきます。

被せ物が入るようにしてから型取りをしていきます。

型取りでは、歯の形も大切ですが、歯茎の状態も

大切です。

写真の歯茎の状態ではしっかりとした型取りはできないため

歯茎の治りを待って後日型取りを行います。

 

後日の状態です。

歯茎も治っています。精密な型取りを行うために

歯と歯茎の隙間に黒い糸を入れています。

 

 

型取りしたものの写真です。

型取りではお口の中にどろっとした材料を入れて

その材料が固まるのを待ちます。

固まった後にお口の中から外し、写真を撮りました。

型取りの材料にも色々と種類があります。

外した後に変形してしまうものでは精密な治療は

できないため、極力変形が少ない材料を選んで使っています。

 

型取り材に石膏を流し込んで、お口の模型を作りました。

この模型に合わせて歯科技工士さんに被せ物を作ってもらいます。

 

 

取り付けた後の写真です。

歯茎を少し扱っているため、やや赤みがかっています。

歯の凸凹や形は本物の歯を再現しています。

今回取り付けた被せ物は白いだけではなく、精度も良好なため

段差や隙間が全くありません。

段差や隙間がないので、汚れがつきにくく、虫歯にも

なりにくいのです。

 

後日の写真です。

歯茎の赤みはなくなっています。

噛み合わせも理想的となっております。

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円×2本(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

 

前歯の差し歯治療 被せ物だと分かりにくい治療 emax 城南区鳥飼の患者さま

2017年10月17日

 

 

今回は、前歯の被せ物治療を行なった症例です。

治療前の写真です。

一見しただけでも、左上の前歯が他の歯と違うのがわかります。

この歯は以前被せ物治療がされている歯なのですが、

形や色が他の歯と違っています。

また、歯茎と被せ物に隙間が空いているので、淵のところが

黒く見えます。

 

前歯を拡大したところです。

隙間がよく見えます。

今回はこの被せ物を外して、オールセラミッククラウンを

使った被せ物治療を行い、見た目の改善を図りました。

 

古い被せ物を外し、一時的な被せ物を作成しました。

後日、型取りを行なっていきます。

歯の色は白ですが、その中でも微妙な明るさや色の濃さ

があります。

このような色のモデルとなっている歯と見比べていき

どの色が一番近いかを探していきます。

 

治療でお口を開けたままにすると、歯の色が通常よりも

白くなります。その白くなっている状態の歯に色を

合わせてしまうと、出来上がった被せ物の色が合っていない

ということになります。

なので、こういった色合わせはその日の治療が始まる前に

調べておくことが重要です。

 

黒い板をお口の中に入れて写真を撮っています。

このようにすると、後ろに舌などが入り込まなくなるため

見比べがしやすくなります。

 

仮歯を外したところです。

このように歯を一回り小さくなるように形を整え、

この上から被せ物が入るようにしています。

 

上から見たところです。

ぐるっと一周歯が削ってあるのがわかります。

歯の周りには黒い糸を入れています。

ここからは型取りを行なっていくのですが、歯どのくらいのいちで

どれくらい削っているかを正確に型取りできなければ、

出来上がる被せ物の精度も悪くなってしまいます。

歯の周りに糸を入れると周りの歯茎が少し広がり、

精密な型取りができるようになります。

 

 

黒い糸の上から、もう少し太めの黄色い糸を

入れていきます。ここで押し広げた歯茎の隙間に

型取り材が入り込むようにしていくのが大切です。

 

上から見たところです。

型取りの瞬間に太い糸は外すため、引っ張れるように

先をはみ出させてあります。

ここまで準備してから型取りを行います。

 

 

型取りしたもの、色の写真を元に技工士さんに被せ物を

作成していただきました。

取り付けたところの写真です。

他の歯とほとんど変わらず、見た目も改善しています。

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

 

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