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治療症例集 |佐伯歯科クリニック|福岡市早良区・西新近くの「予防型」歯医者・歯科 荒江

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前歯の難しいインプラント治療 左右対称で見分けがつかない自然なインプラント

2021年08月21日

前歯のインプラント治療は大変難しく

術前のシビアな診断と

繊細な治療が求められます。

 

前歯の長さや幅などが

ともに左右対称でないといけません。

 

また歯の形、色、凹み等、

年齢や生活習慣によって変化した歯を

再現しなければなりません。

 

これには、術後のお口の中を

完全に予測できる想像力(診断力)と

想像した通りに治療できる技術が

絶対に必要となってきます。

 

今回は、残念ながら右上の前歯を

抜歯しなくてはならなくなった方について

お話ししていきます。

 

下のお写真ですが、術前と術後です。

 

右上の前歯を抜歯して

インプラント治療をしています。

 

ほぼインプラントで治療しているとは

わからないのではないでしょうか。

 

 

前歯には神経の治療がしてありました。

 

この歯にヒビが入ってしまっていて

残念ながら抜歯が必要という状況でした。

 

レントゲン写真の術前術後です。

 

下のレントゲン写真には

インプラントが入っています。

 

 

下の写真は術前のお口の写真です。

 

一見そんなに問題ない様に見えます。

 

 

しかし、横から見てみると

歯と歯の間に大きな隙間が空いています。

 

 

以前歯をぶつけて神経の治療をしました。

 

その際に、歯にヒビが入っていたのでしょう。

 

残念なことに骨が痩せてしまっています。

 

 

 

このまま抜歯してインプラント治療すると

歯の根っこの部分の歯ぐきが

大きく痩せて凹んでしまいます。

 

そこで差し歯を外した後に仮歯を入れて

その仮歯を矯正によって引っ張りだします。

 

この矯正によって周りの歯ぐきや骨も

本来の状態に回復し

ボリュームのある自然な歯ぐきが

できるのです。

 

これは簡単な矯正治療で

1〜2ヶ月ほどで終了します。

 

 

矯正によって環境が整ったら

インプラントの準備をしていきます。

 

インプラント治療で最も大事なのは

術前の診断です。

 

どの様な形の歯を作るかによって

インプラントを骨に埋め込む

位置や深さが全く違ってくるのです。

 

下の写真の様に

先に歯の形を決めた後に

シミュレーションしていきます。

 

レントゲンCTのデータと

照らし合わせながら

インプラントを埋め込むのに

ベストな位置を決めていきます。

 

 

こういったシミュレーションを行い

下の写真の様なインプラントガイドを

作製します。

 

 

このインプラントガイドを使用して

インプラントの穴を開けていくのですが

ガイドのレールに沿ってドリルが動くので

ほぼ狂いなく想定通りの穴を開けられます。

 

 

インプラントを埋め込んだ際の写真です。

ここではまた別に

『ルートメンブレンテクニック』

という処置も施しています。

 

 

インプラントを埋め込んで数ヶ月後に

型取りを行なって

インプラントを取り付けます。

 

正面から見ても、横から見ても

自然な歯に見えます。

 

レントゲンでもしっかりとインプラントが

骨と結合しています。

 

 

数ヶ月経過しましたが、

いい状態を保っています。

 

 

インプラント治療

528000円(インプラントガイド、インプラント埋入手術、プロビジョナルレストレーション、オールセラミッククラウン)

デメリットとして、インプラントは清掃不良や噛み合わせの力が強くかかるとインプラント周囲炎を起こす可能性があり、インプラントとオールセラミッククラウンを固定しているスクリューが緩む可能性もある。

 

 

精密治療 治療跡が目立たない 虫歯になりにくい治療 福岡市中央区の患者様

2021年06月30日

 

今回は精度の高い

虫歯の治療について

ご紹介します。

 

一般的な健康保険内の治療では、

虫歯を削って取り除く際に

必要以上に大幅に歯を削る必要があります。

 

その削った歯に、

銀の詰め物もしくは

被せ物(銀歯)を取り付けるのですが

時間の経過とともに虫歯となってしまうことが

ほとんどの場合で起きてしまいます。

 

原因としては、

・虫歯がきちんと取りきれていない

・銀歯がそもそも精密にできていない

・接着剤がうまく機能していない

等、色々な理由が挙げられます。

 

そもそもこの方法は150年ほど前に

考案された方法です。

 

2021年となった今は

優れた治療法は沢山あります。

 

しかし、健康保険の範囲では

150年前の治療を選択しなければなりません。

 

ほとんどの場合で

以下の写真の様な経過をたどってしまうのです。

 

 

銀の詰め物を外した時の写真です。

内部の接着剤まで感染して、

歯の内部深くまで虫歯になっています。

 

これは一つの例ですが、

健康保険の銀の詰め物には限界があり、

数年後に銀歯の下が

虫歯となっている可能性は

かなり高いと考えられます。

 

今回は銀の詰め物を使用せずに、

歯を必要以上に削らずに

再び虫歯になる可能性のとても低い

治療の方法をご紹介いたします。

 

 

噛み合わせの側から見てみても

虫歯などないように見えますが、

横から見ると

歯と歯の間に虫歯があります。

 

 

例えこんなに小さな虫歯だったとしても

銀歯で治療するとしたら

大幅に歯を削らなければならないのです。

 

今回は、現在取り付けてある銀歯も

再治療することにしましたが、

歯の側面の虫歯は、最小限の削る量で

治療を行いました。

 

 

まず、銀の詰め物を外して

中の虫歯を取りきります。

 

虫歯の治療を行う際、当院では

ラバーダムシートを使用します。

 

銀の詰め物を外す時にも

ラバーダムシートをつけておけば

削りカスや外れた詰め物自体を

飲み込んでしまう危険性が無くなります。

 

何より、唾や血液による歯の汚染を防ぎ

呼気による湿潤状態から隔離してくれます。

 

お口の中は湿気だらけで、

実は歯の表面は

細かい水滴でびしょびしょに湿っており、

詰め物を取り付ける際は、

湿った環境では

きちんと接着してくれないのです。

 

なので虫歯の治療にラバーダムは

すごく大事なのです。

 

 

横から見た写真です。

 

虫歯の場所だけを削っており、

削る量を必要最小限に抑えています。

 

 

ラバーダムシートを使うことにより

歯の形を作るセロファンの膜等を

設置することが簡単になり

思った様に歯の形を作ることができます。

 

 

 

治療後は、材料がしっかり接着していると

ほとんど境目がわからない様になります。

 

また、咬む効率が良くなる様

本来持つべき形に整えています。

 

この様に歯を極力削らず

精度の高い治療を行うと

今後、再治療となる可能性は低いです。

 

 

取り付けて1年後の写真です。

時間が経過しても治療直後と

変わらない状態を保っています。

 

 

ダイレクトボンディング

費用5万5千円

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

 

虫歯でぐらぐらのブリッジを抜歯と同時にインプラントにて治療 何でも噛める様になった症例 福岡市中央区の患者様

2021年06月16日

歯の詰め物や被せ物は、

治療終了後に長期間

時間が経過すると

ほとんどの場合、

その内部が虫歯になってしまいます。

 

 

なぜかというと

時間の経過とともに

セメントが溶けたりして

歯と被せ物との間に

隙間ができてしまい

その隙間に汚れやバイ菌が

入ってきてしまうのです。

 

また、歯を失った際に、前後の歯を削って

その失った歯のスペースを

数本つながった歯をかぶせることによって

噛めるようにする治療であるブリッジが

お口の中に装着してある場合、

そこには磨き残しがたまりやすくなり、

削って被せた前後の歯の歯周病が

進行してしまうことが考えられます。

 

今回はそのブリッジがグラグラしており

今まで全く噛めなかった患者さんが

インプラント治療をすることにより

何でも噛めるようになったという

症例をご紹介します。

 

 

 

右下のブリッジの土台が虫歯と歯周病で

ボロボロになってしまっています。

レントゲン写真で黒く見えるのは

歯周病が進行することによって

骨が溶けている状態です。

また、虫歯により歯の土台が

外れています。

 

 

パッと見た感じでは

さほど問題があるようには見えません。

 

 

しかし、ブリッジを外してみると

レントゲン写真の通り

土台が虫歯になっていました。

 

患者様と色々お話しした上で、

虫歯になった手前の歯を抜歯して

二本のインプラント行って

何とか抜歯せずに済みそうな奥の歯は

被せ物にて治療することにしました。

 

 

 

 

インプラント治療の際

絶対に失敗は許されません。

インプラントを骨に埋め込む位置は

ちゃんと噛んで炎症も起こさなくするには

1ミリの誤差もあってはいけません。

そのために、佐伯歯科クリニックでは

必ずインプラントガイドを作った上で

インプラント治療を行います。

 

コンピュータ上で、

『今後どういう歯をつくれば

きちんと噛むことが出来るか』

ということを想定し

その歯を作るにはインプラントが

どんな方向で、どれくらいの深さであれば

バッチリなのかを綿密に

シミュレーションします。

 

この作業がインプラント治療に置いて

最も重要なのです。

また、安全な治療を行うためにも

インプラントガイドは必須です。

 

以下のようにシミュレーションしました。

 

 

実際の治療です。

 

 

 

 

 

 

 

 

虫歯でボロボロの歯を抜歯し、

 

 

シミュレーションをして製作した

ガイドを用いてインプラントの土台を

埋め込んでいきます。

 

こうすると計画した位置に寸分の違いもなく

安心してインプラントを埋め込むことができます。

 

インプラントを入れた後は

糸で縫合し、土台が骨と

くっつくまですこし時間を置きます。

 

 

傷跡は1〜2週間前後で回復しますが、

土台と骨がくっつくまで1〜2ヶ月ほど

かかります。

 

 

その後歯茎を開いて土台に被せ物と土台を

連結するためのねじをつけます。

 

 

1ヶ月ほどすると歯茎が落ち着き

最終的な歯の型取りをします。

 

 

出来上がり直後は歯に穴が空いています。

修正が必要な際、すぐに外せるためです。

 

一週間ほど使用してもらい

全く自分の歯と変わらず噛めるとのことでした。

 

 

そこで最終的に穴を綺麗に塞ぎました。

 

術前術後です。

 

 

 

インプラントが入ることによって

違和感なく噛むことができ

食事もしやすく

見た目も自然になりました。

 

 

右上の詰め物も同時に治療し

安定した噛み合わせで

過ごしていただいています。

 

インプラント治療

528000円(インプラントガイド、インプラント埋入手術、プロビジョナルレストレーション、オールセラミッククラウン)

デメリットとして、インプラントは清掃不良や噛み合わせの力が強くかかるとインプラント周囲炎を起こす可能性があり、インプラントとオールセラミッククラウンを固定しているスクリューが緩む可能性もある。

 

 

 

マウスピース矯正治療の症例紹介

2021年04月28日

 

前回はマウスピース矯正の治療の流れについて

簡単に説明いたしました。

 

今回は実際の患者様の症例を

ご紹介させていただきます。

 

 

 

歯が内側に傾いている部分がありましたが

綺麗なアーチ状に歯が並んでいます。

 

 

 

 

 

歯が前後する部分もありましたが

治療により改善されています。

 

歯並びを矯正することで

見た目も綺麗になるだけではなく、

歯磨もしやすく虫歯になりにくい

お口の中にすることができます。

 

矯正に関するご相談、お問い合わせ等は

当院スタッフまでお気軽にお尋ねください。

 

 

 

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費用 49万5千円

デメリットとして1日20時間以上マウスピースをつける必要がある。

 

 

乱ぐい歯をワイヤーを使わないマウスピース矯正によって半年で綺麗な歯並びになった症例

2021年04月20日

 

今回は当院で行っている矯正治療について

ご紹介いたします。

 

当院ではワイヤーを使わないマウスピース矯正を

導入しております。

 

利点として、

 

1)口腔内を健康に保つことができる

 

マウスピースは取り外し可能なため、治療中でも

簡単に歯のお手入れができ、口腔内を健康に

保つことができます。

 

2)治療中でも目立ちにくい

 

マウスピースは透明な素材を使用しており

目立ちにくく、

歯列矯正中であることを

周囲にほとんど気づかれずに装着可能です。

 

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3)装着感がよく、予測実現性に優れている

 

インビザライン・アライナ―の

革新的なテクノロジーや機能、素材により、

装着感が良く、予測実現性にも

優れた歯列矯正を行えます。

 

 

4)通院回数を減らせる(症例にもよります)

 

インビザライン・アライナ―は、

メンテナンスが少なく、

通院は4-6週間ごとに一度なので、

ご多忙な方にとって理想的です。

 

歯医者のイラスト「治療中」 | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

当院の症例をご紹介させていただきます。

 

上の歯、下の歯ともに歯が前後しており、

磨きにくい状態となっています。

 

まず初めにレントゲンを撮影し、

顎の形や位置関係を分析します。

 

 

次にお口の中の状態を専用の機器を使って

スキャンします。

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資料をもとにコンピューター上で治療計画を立てていきます。

 

 

動かしたい歯にアタッチメントと呼ばれる

ポッチをつけることで

歯が動きやすくなります。

 

 

最終的にポッチは綺麗に外すので

見た目が気になる心配はありません。

 

アタッチメントをつけた後はアライナー

(マウスピース)を

患者様にお渡しします。

 

患者様は、毎日アライナーを装着していただき、

約1週間ごとに新しいアライナーに交換します。

 

Step 4

 

その後、約4週間ごとに診察をし

治療経過を確認していきます。

 

 

 

治療終了後は、歯牙の位置を安定させるために

リテーナー(保定装置)の使用が

必要となります。

 

 

 

先ほどの症例の治療後の写真です。

 

 

治療前と後で比較した写真です。

 

 

歯並びが綺麗になり、

歯磨きがしやすい環境になりました。

 

 

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デメリットとして1日20時間以上マウスピースをつける必要がある。

 

 

抜歯と言われていたC4『歯ぐきの下まで虫歯が深く進んでしまった歯』の歯を健康に回復した症例 【福岡市・西区の患者様】

2021年04月7日

 

 

歯を失う原因の3割が虫歯と言われています。

 

 

 

 

 

ある程度の虫歯なら

詰め物を詰めたり、

被せ物をしたり

神経の治療をすることで

残すことはできますが、

虫歯が進行するにつれて

歯を残せる可能性が低くなっていきます。

 

 

 

 

 

 

図は虫歯の進行の具合をステージごとに

解説したものです。

 

一番下はステージ4となり、

虫歯が歯ぐきの下まで及んでおり、

保存不可能と診断されます。

 

たとえ無理やり被せ物を被せたとしても、

将来的に土台ごと外れてくる可能性が高いです。

 

わかりやすく家づくりに例えてみましょう。

 

ステージ4の状態は

家でいうと土地自体の地盤が柔らかく

土台が安定しない状態です。

 

土台が安定しないということは

土台の上にある家も安定しない

ということになってきます。

 

安定した家を建てるためには

まず、地質を調査し、

土台を整備していく必要があります。

 

今回は通常なら抜歯となる歯を、

どのようにして残していくかを

症例を交えてご紹介していきたいと思います。

 

 

 

下の写真は虫歯によって

歯の大部分がなくなってしまいました。

 

このような状態だと

しっかりとした土台をたてることができず、

被せ物を被せることが難しくなってしまいます。

 

 

 

自分の歯がある程度無いと

しっかりとした土台が立てられません。

 

そのためには歯を引っ張り出して

歯ぐきより上の位置へ

持ってくる必要があります。

 

 

模型の上で

歯を引っ張りあげる装置を製作します。

 

 

実際に口の中に入れて調整します。

 

急に強い力が歯に加わると歯が折れたり、

抜けたりする恐れがあるため

じっくりと弱い力を歯に加えます。

 

 

左が歯を引っ張りだす前、

右が引っ張り出して一ヶ月後です。

 

わずかな違いですが

右のほうが歯ぐきの上に歯が出てきています。

 

 

そのあと歯ぐきの位置を下げる手術を行い、

土台を立てるために十分な歯の量を確保します。

 

 

土台をたてた後は型取りをして、

被せ物を作っていきます。

 

 

しっかりとした土台を立てることで

上の被せ物も良い状態で

被せることができました。

 

 

いかがだったでしょうか?

 

他の歯医者さんで

抜歯と言われた歯も残せる可能性があるのです。

 

できるだけ歯を抜きたくない、

自分の歯を残したい、

と思うのは全ての患者様の願いだと思います。

 

自分の歯を長持ちさせたいという方は

いつでもお問い合わせください。

 

※今回紹介した手法は保険適用外の方法です。

 

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円×2(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

矯正的挺出(エクストルージョン)

費用 3万3千円×2本

骨に埋まっている歯根部が短くなるというデメリットがある。

 

クラウンレングスニング

費用 3万3千円×2本

外科的な処置が必要

 

 

歯の色が一本だけ茶色に変色してしまっている症例(神経の無い歯)歯を削らずに治療

2021年02月20日

皆さんは、歯の色に困ったことはありませんか?

 

 

一般的なホワイトニングでは

 

神経のある歯は白くなりますが、

 

神経の無い歯は効果が発揮されないと

 

言われています。

 

 

今回、神経の無い歯の色を白くする方法

 

(ウォーキングブリーチ法)について

 

簡単に説明していきます。

 

 

上の写真は治療前と治療後の写真です。

 

歯の大部分が白くなっていることがわかります。

 

 

方法としては、対象の歯の裏側に穴を開け、

薬剤を流し込み、それを2〜3週間毎に一回、

それを約2、3回程度繰り返します。

 

 

歯の裏側に薬剤を詰めている様子です。

 

 

歯が白くなったら裏から白い材料で蓋をします。

 

神経が無い歯でもホワイトニングが可能という

ウォーキングブリーチ法ですが、

注意点もいくつか存在します。

 

1)白さが一生持続することはありません。

→喫煙習慣や着色料の多い食事を

頻繁に行ったりすると

歯は再び変色してくることがあります。

 

2)治療中に痛みを感じる可能性があります。

→使用する薬剤から発生するガスにより、

根っこや歯を支える顎骨に圧がかかると、

痛みを生じることがあります。

 

3)適用不可の場合があります。

→神経を失った歯は神経のある歯に

比べて割れたり欠けたりする可能性が

高くなります。

ウォーキングブリーチの薬剤による

圧に耐えられなさそうな歯である場合は、

施術できません。

 

※ウォーキングブリーチによって

得られる効果には個人差があり、

どのような白さになるかは歯の状態や

質、継続期間などによって左右されます。

 

ウォーキングブリーチの良い点として、

自分の歯を大きく削らずに

歯を白くできるという点があります。

 

もし歯の変色にお悩みの方は

当院スタッフまでご気軽にご相談ください。

 

 

ウォーキングブリーチ

費用 6万6千円

デメリットとして若干の色の後戻りが起こる可能性がある。

 

 

時間の取れない40代男性のマウスピース矯正

2021年01月9日

 

働き盛りの男性で、年齢を重ね知識も増え、

健康の重要性を理解している方が

増えてきているように感じます。

 

また、お口の健康が全身の健康に如実に

関係していることを意識する方とも

よくお話しします。

 

その中で歯並びに不具合があると健康問題で、

治療の必要性を感じている方は

多いのではないかと思います。

 

しかし現実問題として

多忙な環境に身を置く方にとって、

矯正の治療を選択するのは

難しい状況ではないでしょうか。

 

今回は、全国に渡り仕事をしている

多忙な40代男性の患者様に

当院で施した矯正治療について

お話ししたいと思います。

 

患者様はしっかり歯磨きをされており、

お口の衛生状態にそんなに問題が

あるわけではありませんでした。

 

しかし、叢生といって歯が互いに重なり

窮屈な状態の歯が多数見られます。

 

特に下の前歯で顕著で、

歯磨きをしてもなかなか着色が

取れない部分があります。

 

見た目としても改善を望んであり、

マウスピースでの矯正をしていくことに

なりました。

 

写真は術前のお口の写真です。

 

 

上の歯も多少の重なりがありますが、

特に下の歯に多く見られます。

 

 

一般的には今でもワイヤーを使った

矯正治療が主流ですが、

AIを使用したマウスピース矯正が

全世界で数百万もの症例が施術されており、

AIもどんどん学習しております。

 

そのAIが計算したモノを元に

カスタマイズした治療計画で

マウスピース矯正をはじめました。

 

仕事柄ワイヤーをつけることが

難しいとのこともありましたが

約半年のマウスピース矯正で治療で

以下の状況にまで動かすことができました。

 

 

下の歯の重なりが随分解消しているのが

わかると思います。

 

矯正に使用するマウスピースで

一緒にホワイトニングの液を入れて

使用した時期もあり、

歯の色調も随分と明るくなりました。

 

後は、もともとお口に入っていた

銀色の差し歯を今後作っていきますが、

噛み合わせもよくなり、

歯磨きもしやすくなっています。

 

今後、奥歯の治療が終了した際に

再度ご報告したいと思います。

 

 

術前術後のお口の中です。

 

随分イメージが変わりました。

 

 

マウスピース矯正

インビザラインiGo

費用49万5千円

 

デメリットとして半年ほど期間がかかる

奥歯はiGoでは動かせない。

マウスピースの枚数に限りがある

 

 

 

前歯の左右の色と形が違う方をオールセラミックにて修復 本物の歯と見分けがつかない

2019年12月20日

 

右上1番の審美障害によるジルコニアオールセラミッククラウンを用いた治療

費用 187000円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション、オールセラミッククラウン)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

ダイレクトボンディング

費用2万2千円×2本

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

 

 

全顎治療(フルマウス)虫歯で失った歯をインプラント、歯周形成外科にて審美的、機能的に回復

2019年11月27日

長い間、歯科医院に行っても満足のいくお口の中にならなかったという患者さんです。

頑張って治療していただき下の左の写真から右の写真の様に回復しました。

 

 

初めて来院したときのお口の中の写真です。

仮歯が入っていましたが、仮歯を外すと右の写真の様な状態です。

 

 

お口の中全体の写真とレントゲン写真ですが、全体的に悪くなっており、前歯だけの治療で回復するというわけではありません。

トータルのことを考えて治療しなければなりません。

 

 

そこで、この方は骨格等から診査診断をしていく必要があるため、矯正治療用のレントゲン写真を撮影して、どの様なお口の中になるのが良いのかを模索していきます。

 

 

色んな診査から以下の様な歯茎のラインになるのがこの方にとってベストと判断しました。

 

 

歯の形をシミュレーションしたところです。

患者さんに見てもらい、この様な歯にする旨を伝え、納得いただき治療を進めていきます。

 

 

実際の模型上に歯を作り(診断用ワックスアップ)、三次元的に問題ないかを確認します。

 

 

上下の歯の並びも問題なさそうです。

 

 

上下の歯並びもシミュレーションします。

 

 

治療の計画ができました。

上の歯は5本のインプラント、下は3本のインプラントを治療することにし、残りの歯はセラミックスをかぶせる予定とします。

歯茎が薄かったり、歯茎に不揃いな箇所があるので、そこは結合組織移植術(CTG)という方法で歯茎の量を増やすこととしました。

 

 

まず、インプラント治療を行う準備を進めていきます。

先ほどの診断用ワックスアップからインプラント用のサージカルステントを作り、この状態でレントゲンCTを撮影します。

そこから、シミュレーションソフトを使用してインプラント埋入位置を決定していきます。

(現在では、当院では100%ガイデッドサージェリーにて治療しています。)

 

 

シミュレーション後、前歯はとても骨が薄かったので、リッジエキスパンジョンテクニックを使って、大規模な外科処置を行うことなく、必要最小限の少ない侵襲にてインプラント治療を行っております。

 

 

上の奥歯は上顎洞(副鼻腔)までの距離が近かったので、サイナスリフトという方法にて、上顎洞内に骨を増やしインプラント治療を行なっています。

これも、体に対するダメージの非常に少ない方法です。

 

 

インプラント治療は順調にいきましたので、当初予定していた歯茎を増やす治療をしていきます。

このテクニックを行えるかどうかで、治療の成績が大きく違ってきます。

結合組織移植術(CTG)と歯肉弁根尖側移動術(クラウンレングスニング)を同時に行いました。

なるべく患者さんへの痛みが少ない方法で行なっていきます。

 

 

何回も仮歯を交換して、徐々に患者さんが満足するお口の中になってきました。

左から初診、インプラント後、歯周外科後のプロビジョナルレストレーション(仮歯)です。

 

 

ファイナルプロビジョナルレストレーション(最終的な仮歯)をしばらく使用してもらいます。

左右から見ても問題ありません。

 

 

噛み合わせも順調です。

 

 

仮歯を外したところです。

インプラントの周りや歯が欠損しているところに、移植した歯ぐきがちゃんとボリュームを出してくれています。

インプラントの周りに炎症もありません。

 

 

インプラントの方向に制限があったので、アバットメントは薄く作ることのできるチタンアバットメントを使用しています。

チタンアバットメントの周りに2ミリ以上の歯茎があれば、チタンの金属色は見えないと論文で証明されているので、見た目に問題は出ません。

 

 

そのインプラントの上にかぶせる歯です。

歯がないところはオベイトポンティックという、あたかも歯がある様に見える形で作ってます。

 

 

他のセラミックスです。

この場合は同時に全てのセラミックスを作成して、理想的な歯の形を作りました。

 

 

セラミックスを全て取り付けたところです。

本物の歯とほぼ見分けがつきません。

患者さんは非常に満足されました。

 

 

少しお口を開けたところです。

下の歯並びもしっかり整っています。

上の歯の色と区別は全くつきません。

 

 

左右から見たところでも、しっかりした歯ぐきに覆われ安定した噛み合わせを作ることができています。

 

 

少し左右に動かしたところですが、犬歯のみが当たり他の歯は当たらない『犬歯誘導』という理想的な噛み合わせです。

 

 

上下の噛み合わせの写真です。

もともと歯があった状況とほぼ変わらない歯を作ることができました。

数十歳若返ったと言っても過言ではありません。

治療前はお食事がストレスでしたが、今では硬いものでも何でも食べることができます。

本当に治療してよかったと、患者さんはおっしゃっています。

 

 

レントゲン写真です。

当初予定していた、治療計画どおりに治療を進めることができました。

現在では、定期的にメインテナンスに通われていて、とても良い状態を保てています。

 

 

インプラントとオールセラミッククラウンを用いた治療

費用 187000円×12(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション、オールセラミッククラウン)528000円×8(インプラントガイド、インプラント埋入手術、プロビジョナルレストレーション、オールセラミッククラウン)

デメリットとして、インプラントは清掃不良や噛み合わせの力が強くかかるとインプラント周囲炎を起こす可能性があり、インプラントとオールセラミッククラウンを固定しているスクリューが緩む可能性もある。オールセラミッククラウンは、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

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当院では、患者様の歯に対するお悩み・ご希望を院長が直接お伺いする「個別相談」を実施しています。毎月人数は限定させていただいておりますが、お口のお悩みを何でもご相談いただけます。まずはメールもしくはお電話にて予約を取っていただきご来院ください。

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