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治療症例集 |佐伯歯科クリニック|福岡市早良区・西新近くの「予防型」歯医者・歯科 荒江

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人工的で不自然に見える保険の歯をセラミックで審美治療 福岡市中央区赤坂の患者さま

2017年11月14日

 

 

今回は、前歯の被せ物治療を行なった症例です。

写真中央の歯は、すでに被せ物治療がしてあります。

しかし、他の歯との色の違いや、被せ物と歯茎のラインに

隙間があります。

これらを治したいとのことだったため被せ物のやりかえを

していきました。

 

 

上から見たところです。

この歯は金属の上に白い樹脂を盛り付けて作っている

というのがわかります。

同じような素材では、周りの歯と同じ色に

することは難しく、隙間もできやすくなります。

今回は、セラミックの被せ物を作成し、

審美的な治療をしていきました。

 

被せ物を外したところです。

大きな虫歯にはなっていませんが、被せ物が入っていた

淵の部分は黒くなっています。

また、歯と歯の間の歯茎は赤くなっており炎症を

起こしているのがわかります。

 

 

 

歯の形を整えていきました。

被せ物には適切な厚みが必要です。

ただ闇雲に歯を小さくするのではなく、

最終的なこの歯の形をイメージし、そうするためには

歯をどれくらい削り厚みを確保するといった考え方が

必要になります。

まだこの状態では歯茎の炎症が残っているため、

しばらくは仮歯で過ごしてもらい、歯茎の状態が

よくなるのを待ちます。

 

 

歯茎の状態が良くなっているので被せ物の型取りを

行いました。

歯茎の周りには型取りをより正確に行うために糸が

入っています。

 

 

上から見たところです。

歯はこのような形になっています。

 

型取りしたものの写真です。

この工程でずれてしまうと完成した被せ物もずれてできて

しまいます。よりずれを少なくするために精密な型取り材を

使用しています。

 

 

型取り材に石膏を流し込み模型を作りました。

この模型に合わせて被せ物を作っていきます。

 

 

出来上がった被せ物を入れたところです。

 

 

上から見たところです。

 

 

被せ物を入れていきました。

以前の被せ物とは違い、金属を使用していないことがわかります。

 

 

取り付けをしていきました。

歯の色は周りの歯とほとんど変わりません。

歯茎との隙間もないため、パッと見て被せ物が入って

いるとはわかりにくくなっています。

 

 

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

 

 

歯に大きな穴があいている ダメージ最小限で予後のいい治療 福岡市城南区別府の患者さま

2017年11月11日

 

 

今回は、大きな虫歯の治療です。

治療前の状態です。歯が虫歯でボコッとかけています。

この大きな虫歯を極力削る量を少なくする方法で

治療していきました。

 

見る角度を変えると手前の歯も虫歯になっているのがわかり

ました。

今回は、大きな虫歯の治療を行い、次回この手前の歯の

虫歯を治療していくことになりました。

 

極力削る量を少なくする治療ですが、すでに虫歯に

なっているところはしっかりと削り取る必要があります。

虫歯の部分には色がつく液体を使用しながら

慎重に虫歯だけを取り除いていきます。

 

虫歯を取り除いている途中です。

歯の淵付近は色がつかないようになっていますが、

中心にはまだ虫歯が残っています。

削っては色をつけ、また削るを虫歯がなくなるまで

繰り返します。

 

虫歯を全て取り終わりました。

色がつく場所はありません。

この治療法では虫歯だけを取り除き、できた穴に

直接白い詰め物を接着させていきます。

通常の方法では、型取りを行い後日詰め物をつけていくことに

なります。型取りを行う方法では、虫歯を取り除いた後に

さらに歯を削り形を整える必要があります。

直接接着させる方法では虫歯だけを削り、治療を行うため

歯に対するダメージが少ないのが特徴です。

 

直接白い詰め物を接着させていくのですが、歯の表面に

水が付いていたりするとしっかりと接着しません。

ここではラバーダムシートという緑色の膜を使うことにより、

歯の表面に水分がつかないようにしています。

歯の形を作っていくために金属の板やそれを抑える楔を

使用しています。ここでできた型に詰め物を詰めていきます。

 

詰め終わったところです。

虫歯を取り除きできた大きな穴はしっかりと

埋まっています。

 

ラバーダムシートを外し、噛み合わせの調節を行いました。

歯茎が一時的に赤くなっていますが、虫歯の治療は

しっかりと行うことができました。

次回手前の歯の虫歯を治療していきます。

 

ダイレクトボンディング

費用6万6千円

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

ラバーダムとマイクロスコープを使用して根管治療 マイクロリーケージ(漏洩)を防ぐためシリコン印象セラミック治療 福岡市博多区の患者さま

2017年11月7日

 

 

今回は、歯の根の治療を行ってから、被せ物治療を行なった

症例です。

写真中央の歯には銀の被せ物が被せてあります。

表面は削ったような跡や、一部被せ物に穴が空いているところも

あります。

今回は、この歯の治療を行いました。

レントゲンの写真でこの歯を見ると、根の中までも

細菌感染していることがわかりました。

被せ物治療を行う前に、歯の根の治療を行う必要がありました。

 

銀の被せ物は外さずに大きな穴を開けて根の治療を

行いました。本来は被せ物を外してから根の治療を

行うのが一般的ですが、この状態で被せ物を

外してしまうと、緑色に見えているラバーダムシートを

かける歯がなくなってしまいます。

この写真では白いクリップのようなものを歯につけています。

これで緑色のラバーダムシートが外れないように防いで

いるのです。

 

ラバーダムシートがなければ、根の治療中も穴から細菌が

入っていってしまいます。歯の根の中の細菌感染をしっかりと

取り除くには、このラバーダムシートが必須です。

この写真ははの根の中に薬を入れているところです。

 

根の治療が終了したため、被せ物は全て外しました。

穴の中に見えるピンク色のものが根の中に入れた

薬です。

ここからは被せ物治療を行なっていきます。

まずはぽっかりと空いた穴を塞ぎます。

 

穴を塞ぎ、形を整えたところです。

ぐるっと一周歯を削り、上から被せ物が入るように

していきます。

 

次に型取りの準備をしていきます。

歯の周りに黒い糸を入れていきます。

少しだけ歯茎が圧迫され広がります。そうすることにより

型取りした時に歯のラインを正確に写し取ることができます。

 

さらに太い糸を入れていきます。

型取りの直前にこの糸は取り除きますが、一時的に

歯茎が広がった状態を作ることができます。

この工程が精密な型取りには大切なのです。

 

型取りしたものの写真です。

型取り材自体が変形しやすいものだと意味がないので

なるべく変形が少ないものを使用しています。

 

 

石膏を流し込んで作ったお口の中の模型です。

歯と歯茎の境目がくっきりとわかります。

この模型を元に歯科技工士さんに被せ物作成を

お願いします。

 

 

できた被せ物の写真です。

内側はこのようになっています。

 

模型に合わせたところです。

 

実際にお家の中に取り付けを行いました。

歯の色や形はもちろんですが、精度の高い被せ物なので

隙間や段差はなく、二次的な虫歯になりにくくなっています。

 

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

白い被せ物治療2 圧排糸による精密型とり 福岡市博多区の患者さま

2017年11月4日

 

 

今回は、前回に引き続き白い被せ物治療の症例です。

前回は下の歯の治療を紹介したので、今回は噛み合わせの歯の

上の歯の症例を紹介します。

 

治療前の状態です。

奥歯二本にはすでに白い被せ物治療がしてあります。

今回は、下の歯との噛み合わせを改善するため

この被せ物のやりかえ治療を行いました。

 

 

まずは、古い被せ物を外していきました。

中は大きな虫歯にはなっていないように見えます。

しかし、奥の歯茎に埋もれている箇所は境目がはっきりしていません。

ということは、精密にセラミックを作ることができません。

 

被せ物のところはそんな状態で、更に手前の歯が虫歯に

なっていました。

このように被せ物を外してみると、隣の歯が虫歯に

なっていたということがよくあります。

歯と歯の隙間は汚れが貯まりやすいところで、歯ブラシだけでは

この隙間の汚れを取りきることは難しのです。

フロスや歯間ブラシなどを併用し、磨き残しをなくすことが

大切です。

 

虫歯の治療を行い、奥歯の形を整えていきました。

歯茎が赤くなっており、この状態では型取りがうまく

できないため、少し時間を置き歯茎の状態の改善を

待ちます。

 

後日の写真です。歯茎の赤みは改善しています。

これで奥の境目がはっきりとわかります。

歯と歯茎の間に黒い糸を入れていき、精度の高い型取り

ができるように準備を行います。

この糸を入れることにより、歯と歯茎の境目がはっきり

するようになります。そうすると、境目や段差のない

被せ物を作りやすくなるのです。

 

さらに一回り太い糸を歯の周りに入れています。

この糸を入れることにより、さらに歯と歯茎の境目が

明瞭になります。

 

 

型取りしたものの写真です。

変形の最も少ないシリコン印象材を使用しています。

難しい奥の境目にもしっかりとシリコンが入り込んでくれています。

この型取りに石膏を流し込み、お口の中の模型を作ります。

 

作成した模型です。

歯科技工士さんにこの模型に合わせた被せ物を作っていただきます。

 

 

できた被せ物を取り付けしました。

治療前の被せ物と比べると、歯の凹凸がはっきりとしており、

理想的な噛みあたりとなります。

段差や隙間もない被せ物になっていますので予後は良好です。

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円×2本(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

白い被せ物治療1 ラバーダムをしてセラミック治療 福岡市博多区の患者さま

2017年10月31日

 

 

今回は、白い被せ物治療を行なった症例です。

治療前の写真です。

二本の歯が並んでいますが、後ろの歯は詰め物がとれて

しまっています。手前の歯にはまだ詰め物がついて

いますが、表面のすり減りが大きく治療が必要な

状態です。

今回は、この下の二本の歯と噛み合わせの歯に当たる

上の二本の歯を治療しました。

症例としては、先に下の歯をお話します。

後日上の歯もお話しいたします。

 

まずは手前の歯の詰め物を外していきました。

所々黒くなっており、虫歯があることがわかります。

 

二本の歯の虫歯を取り除いていきました。

まだ少し黒いところが残っていますがここは虫歯ではないため

とる必要はありません。

 

虫歯をとり終えてできた歯の穴を塞いでいく必要があります。

歯に直接白い詰め物をつけていきます。

つけていく作業では歯に水分がついていると詰め物がうまく

くっつきません。

水分がつかないようにするために、このような

緑色の膜をはり、治療します。

 

 

白い詰め物で虫歯を取り除いてできた穴を埋めました。

緑色の膜を使ってから詰め物をしているので、しっかりと

くっついています。

 

膜を外してから、形を整えていきます。

被せ物が入るようにしてから型取りをしていきます。

型取りでは、歯の形も大切ですが、歯茎の状態も

大切です。

写真の歯茎の状態ではしっかりとした型取りはできないため

歯茎の治りを待って後日型取りを行います。

 

後日の状態です。

歯茎も治っています。精密な型取りを行うために

歯と歯茎の隙間に黒い糸を入れています。

 

 

型取りしたものの写真です。

型取りではお口の中にどろっとした材料を入れて

その材料が固まるのを待ちます。

固まった後にお口の中から外し、写真を撮りました。

型取りの材料にも色々と種類があります。

外した後に変形してしまうものでは精密な治療は

できないため、極力変形が少ない材料を選んで使っています。

 

型取り材に石膏を流し込んで、お口の模型を作りました。

この模型に合わせて歯科技工士さんに被せ物を作ってもらいます。

 

 

取り付けた後の写真です。

歯茎を少し扱っているため、やや赤みがかっています。

歯の凸凹や形は本物の歯を再現しています。

今回取り付けた被せ物は白いだけではなく、精度も良好なため

段差や隙間が全くありません。

段差や隙間がないので、汚れがつきにくく、虫歯にも

なりにくいのです。

 

後日の写真です。

歯茎の赤みはなくなっています。

噛み合わせも理想的となっております。

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円×2本(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

 

虫歯だけを削る治療 歯に対するダメージが少ない治療 福岡市西区の患者さま

2017年10月28日

 

今回は、虫歯だけを削る治療、歯に対するダメージが少ない

治療です。

下の写真の中央の歯は、他の歯と比べるとやや黒みがかって

見えます。歯の内側が虫歯になっているのです。

 

 

歯に少し穴を開けました。黒く変色しているのがわかります。

この部分が虫歯です。

 

少しずつ虫歯を取り除いていきます。

虫歯染色液という虫歯になっているところだけに色を

つけてくれるものを使いながら取り除いていきます。

 

染色液を使用しても染らなくなりました。

虫歯を取り切った状態です。

虫歯はかなり深くまで進行していました。

型取りを行い詰め物を作成する方法でも治療は可能ですが、

ここからさらに歯を削り形を整える必要があります。

今回は、型取りを行わずに虫歯を治療していく

ダイレクトボンディングという方法で治療を行いました。

 

 

ダイレクトボンディングという方法は、虫歯を取り除いて

できた穴に直接コンポジットレジンという白い樹脂を

盛り付けていく方法です。型取りを行わないため一日での

治療が可能で、虫歯の部分だけを取り除くので、歯に対する

ダメージが少なくなります。

虫歯を取り切った後は、このような緑色のシートを

お口に取り付けます。

このシートはラバーダムシートと呼ばれるもので、

お口に取り付けることにより、歯に唾液や呼気などの

水分が付着するのを防ぎます。

ダイレクトボンディングは直接コンポジットレジンを盛り付けていく

方法なので、歯に水分が付着した状態では、しっかりと

くっつかないのです。

 

少しずつ歯に似た色のコンポジットレジンを盛り付けて

いきます。

 

歯と歯の隙間はこのような器具を取り付け

自然な形を作っていきます。

 

別の角度から見るとこのようになっています。

このように壁を作ってからその壁にそうように盛り付けます。

 

終わったところです。

歯と歯の隙間も自然な形になっています。

 

横から見たところです。歯が乾燥して白く変色しているため

色の境目はありますが、段差や隙間はありません。

 

噛み合わせを調整し、磨いた後の写真です。

ラバーダムシートを使用したため、歯茎が若干荒れた状態に

なっています。

 

後日撮影した写真です。

治療したところの色も歯の色と馴染んでいます。

歯茎の状態も改善が見られ、特に問題はありません。

 

ダイレクトボンディング

費用5万5千円

リスクとして欠ける可能性がある(修復可能)。

 

 

 

白い歯の下から金属が見えてきた もう金属が見えない治療 福岡市早良区の患者さま

2017年10月10日

 

今回は、精密なセラミック治療とダイレクトボンディングを

行なった症例です。

写真中央の歯には被せ物が入っています。

ところどころ欠けており、すり減りも大きいです。

本来は見えないはずの中の金属が見えています。

今回はこの被せ物を外し、セラミック治療を行いました。

 

被せ物を外しました。

大きな虫歯にはなっていないようですが、やはり汚れが溜まって

いました。

 

汚れを取り除き、ある程度形を整えました。

この歯自体にはそこまで問題はないですが、手前の歯の

詰め物の隙間から虫歯が広がっているため治療が必要です。

 

形を整えた歯には仮の被せ物を作成しました。

最終的な被せ物を作る前に、手前の歯の治療を進めていきました。

 

 

古い詰め物を全て外して虫歯を取り除きました。

ラバーダムシートをかけて、ダイレクトボンディングを行います。

 

適切な歯の形を作るために黄色のセロハンの膜と、楔を使用して

います。

 

治療後の写真です。

ここからは、被せ物の治療を再開していきます。

 

仮の被せ物を外して、しっかりと形を整えました。

 

歯と歯茎の隙間に黒い糸を入れていき、型取りをする

準備を行なっています。

 

精密なシリコン型取り材を使い型取りを行いました。

 

型取り材を元に作成したお口の中の模型です。

技工士さんに依頼し、この模型を元に被せ物を作ってもらいます。

 

できた被せ物を取り付けしていきました。

歯が本来持つ複雑な凹凸も再現されています。

ダイレクトボンディング治療を行なった歯との隙間も

問題ありません。

 

横から見たところです。

精密にできているため、歯と被せ物の境目もわからなくなって

います。

 

後日撮影したものです。

治療したところには特に問題はなく、しっかりと機能しています。

 

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

ラバーダムによる精密根管治療後セラミック スキマが全くない  中央区薬院の患者さま

2017年10月7日

 

今回は、精密な根管治療(歯の根っこの治療)後に

オールセラミッククラウン(セラミックの被せ物)を取り付け

た症例です。

写真中央の歯には、大きな穴が空いており、白い蓋をしてあるのが

わかります。この歯は実は根管治療の途中の歯で、当院で治療の続きを

進めていくこととなりました。

 

ラバーダムシートをかけてから白い蓋を外しました。

ラバーダムシートをかけることにより、唾液などが根管内に

入り込むことを防ぐことができます。

精密な根管治療にはラバーダムは必須です。

 

根管の中を専用の器具を使用し綺麗にしていきました。

根管の中はとても細くなっており、肉眼では見ることが

できません。当院ではマイクロスコープという歯科用の

顕微鏡を使用することにより、より精度の高い根管治療を

行なっています。

歯の中で根管は3つに分かれているのが見えます。

 

根管の中にお薬を入れて初回の治療は終了としました。

白っぽい仮の蓋をしています。

この状態で痛みや、不快な症状が出ないか様子を見ます。

 

約一週間、間をあけ治療の続きをしていきます。

白っぽい仮の蓋は、がっちりと固まり黄色くなっています。

特に症状はなかったため、最終的なお薬を入れていきます。

 

ラバーダムシートをかけて、最終的なお薬を入れていきました。

ピンク色に見えるのがその薬です。

 

ここから、根管治療のため開けた大きな穴を埋めていきます。

底の方から樹脂を流し込んでいき、光を当てて固まらせます。

 

これを繰り返していき、このように穴を埋めてしまいます。

ここまでくると、根管内に唾液などが入り込む心配もないため、

ラバーダムシートを外して形を整えていきます。

 

形を整えました。

ぐるりと一周歯を削っていき、上から被せ物が入るように

していきます。

 

横から見たところです。

被せ物の厚みを考慮しながら形を整えることが大切です。

噛んでもらい、どのくらいの隙間があるかを確認します。

 

形を整え終わると、仮の歯を作成します。

ラバーダムシートをかけたことにより、一時的に歯茎が

あれた状態になっているので、型取り前に少し時間を置きます。

 

数日後に治療を再開します。

まずはこのような歯の色の写真を撮影していきます。

治療を進めた後に写真を撮影すると、歯が乾燥して白くなっている

可能性があります。

なので治療を始める前に歯の色を確認することが大切なのです。

 

 

歯茎も落ち着いてきました。

歯と歯茎の間に細い糸を入れ込み、型取りの準備を行います。

 

型取りしたものの写真です。

糸を入れ込んでいるため、歯茎の際のところまで型取り

できました。この精密な型取りを元にお口の中の模型を

作成します。

 

作成した模型です。

技工士さんにこの模型にぴったりと合う被せ物を

作成していただきます。

同時に撮影した写真も見てもらい、色を合わせます。

 

出来上がった被せ物です。

 

取り付けを行いました。

歯の形、色合い共に問題なさそうです。

 

歯と被せ物の境目です。

隙間などは見えません。

精密なオールセラミッククラウンを取り付けることが

できました。

セメントを用いて取り付けを行います。

はみ出したセメントを取り除く際、歯茎から出血しますが

一時的なものなので治癒するのを待ちます。

 

しばらくたった後の写真です。

噛み合わせ等特に問題なさそうです。

歯茎も元どうりになっています。

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

 

ジルコニアクラウン 自然の歯と見分けがつかない 福岡市城南区の患者さま

2017年10月3日

 

 

今回は、オールセラミッククラウン(セラミックの被せ物)治療

を行なった症例です。

写真中央の歯は、歯茎の隙間に段差があるのがわかります。

この歯はすでに被せ物治療がなされている歯なのですが、

段差が少し目立ちます。

この歯はすでに神経がない歯です。

歯の根の先に膿がたまり、歯茎にニキビのようなものを

作りました。そこで、歯茎を切り、開いて歯の根の先端の細菌が

繁殖しているところのみを切り取る治療を行いました。

治癒を確認し、被せ物治療に入りました。歯茎を切っていますが

そのあとも目立ちません。

 

まずは被せ物を外しました。

横から見ると、このようになっています。

 

上から見たところです。

深い虫歯にはなっていなさそうですが、汚れがたまり

歯茎が赤く腫れています。

 

汚れを取り除き、歯茎の腫れが引くのを待ち、形を整えていきました。

ここから型取りを行なっていきます。

 

 

型取りしたものの写真です。

今回は精密なシリコン製の型取り材を使用しました。

種類の違うもので二つ型取りを行いました。

 

型取り材に石膏を流し込み作成した模型です。

この模型にぴったりと合う被せ物を作成していただきます。

 

 

出来上がったオールセラミッククラウンを取り付けました。

横から見たところです。

以前のような歯と歯茎のところに段差はありません。

色も他の歯と同じになっています。

 

噛み合わせの面から見たところです。

本来の歯の形や凹凸はしっかりと再現されています。

 

オールセラミッククラウン

費用 18万7千円(ファイバーコア、プロビジョナルレストレーション含む)

デメリットとして、他の歯が経年的に変色した際にセラミックは変色しないので色の差が出てくる可能性や、硬い材料なので噛み合う相手の歯が削れる可能性がある。

 

大きな銀歯の下は深い虫歯 ラバーダムを使用してセラミックオンレー治療 福岡市早良区の患者さま

2017年09月5日

 

 

今回は、前回の症例の続きです。

前回の治療は下の歯でしたが、今回は上の歯になります。

 

治療前の状態です。

金属の詰め物が入っています。

表面がザラザラとしていてすり減っているのがわかります。

 

金属の詰め物を外しました。

隙間などはそんなに大きくないように見えましたが、

外して見ると、黒い虫歯になっていました。

 

虫歯を取り除いたところです。

虫歯だけを削り取っているため、ボコボコと穴が空いたように

なっています。

 

この状態では、被せ物の形を作ることができないため、

まずはダイレクトボンディング治療を行い、ボコボコと

空いた穴をうめ、被せ物の形を作ることができる状態にして

いきます。

 

ダイレクトボンディングを行いました。

ボコボコはなくなりました。ここまでしてから形を作って

いきます。

 

ラバーダムシートを外してから被せ物の形を整えて

いきました。

できるだけシンプルな形で、被せ物が作れるようにしていきます。

 

型取りをしていきました。

今回は黄色い型取り材の他に、このようなブルーの型取り材

を使用しています。

こちらも精密な型取り材ですので、変形などはほとんど

ありません。

 

模型に置き換えたところです。

この模型でセラミックの被せ物の作成を行なっていきます。

 

 

出来上がってものです。

前回の被せ物も含めて三つできています。

 

取り付け後の写真です。

歯と被せ物の隙間がわからないようになっています。

ズルズルの歯ではなく歯としての本来の形になっています。

セラミックオンレー

費用16万5千円

リスクとして歯を削る量が多いため痛みが出る可能性と強い力によって割れる可能性がある。

 

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